「エトロフ発緊急電」佐々木譲

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奇襲攻撃として大きな成功を収めたかのように見えた1941年12月7日の真珠湾攻撃。しかし完全に機密事項となっていたこの攻撃は、実は事前に米国側に漏れていた...? という物語。スパイ小説です。
山本周五郎賞だの日本推理作家協会賞だの、日本冒険小説協会大賞だのを受賞している凄い作品。実際、それも良く分かる読み応えのある大作です。でも私としては、前作の「ベルリン飛行指令」の方が面白かったかな...。何というか、前作は戦闘機乗りが命をかけてゼロ戦を飛ばすという、どこかロマンティックな冒険譚的な部分があったんですけど、今回は真珠湾攻撃が前面に出てきて、すごく「戦争物」だったんですよね。...スパイ小説はとても好きなんですけど、さすがにちょっとつらかった! それに登場人物も、前作の方が惹かれるものがあって。や、世間一般的には、こちらの方が評価が高そうですけどね。うーん、丁度「亡国のイージス」と「終戦のローレライ」みたいな感じかと。...って、なんとなーくの雰囲気は伝わるかしら?(笑)(新潮文庫)


+既読の佐々木譲作品の感想+
「ベルリン飛行指令」佐々木譲
「エトロフ発緊急電」佐々木譲

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