「百器徒然袋-風」京極夏彦

Catégories: /

 [amazon]
結構早くに買ってたのに、なかなか読む気になれなくて、今日ようやく読みました。
「百器徒然袋-雨」に続く、榎さん大活躍の連作3編。ちょっぴり失速気味の本編に比べて、やっぱりこっちは楽しい! 語り手となっているのは、平凡で地味で不運な配線技師。これが一見関口君を彷彿とさせるような人なんですけど、でもやっぱり視線が関口くんとはまた違うというところがポイントですね。京極堂も、ただの不機嫌なだけの薀蓄親父じゃないし。(笑)
もう今回は、とにかく榎さんのお馬鹿ぶりに笑えて笑えて、電車の中でもあやうく吹き出すところでした。面白すぎるーっ。「にゃんこ!」(←別にネタバレではないけど、見たい方は反転して下さい)も良かったけど、「ぐう。」(←コレもね)も良かったけど、最初に笑ってしまったのが「僕が仕切るからへいき」(←コレもです)ってあの言葉。(笑) でも、京極堂に「京極」って呼びかけるのはどうなんでしょうねー。みんな、「京極堂」とか「中禅寺」とか言って欲しいな。でないと作家・京極夏彦との区別がつかなくなっちゃうもの。(既に区別はついてないかのか?)
登場メンバーは豪華だし(いさま屋は出ないけど)、くすくすニヤニヤの楽しい作品。でも最後に意外な暖かさが待っていて、それもまたとても良かったです。んんー、なかなか深いなあ。(講談社ノベルス)


+シリーズ既刊の感想+
ほとんど感想が残ってませんが、Livreに「狂骨の夢」「陰摩羅鬼の瑕」の感想があります。
「百器徒然袋-風」京極夏彦

+既読の京極夏彦作品の感想+
「続巷説百物語」京極夏彦
「後巷説百物語」京極夏彦
Livreに、これ以前の作品の感想があります)

| | commentaire(0) | trackback(1)

Trackbacks(1)

「百器徒然袋-風」京極夏彦 へのトラックバック一覧:

URL TrackBack de cette note:

 アレって、日本固有の文化なのだろうか?それとも、海外でもこういうのってあるのだろうか?評者は、そのへんがよくわからんのです。なんか、時代劇なんかでも、よく使わ... » Lire la suite

コメントする(要JavaScript)

Note


MAIL FORMBBS

購読する ATOM


Powerd by MovableType4.24-ja
Copyright 2004-2011 四季. All rights reserved.