「蒼穹の昴」1・2 浅田次郎

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ということで、2巻まで読了。ハードカバーは全2巻ですが、文庫は全4巻となっているので、丁度半分読んだことになります。いやー、面白いっ。中国物好きとは言っても、清の時代に関してはあまり詳しくない私なんですが、去年陳瞬臣氏の「阿片戦争」や「太平天国」を読み、今年になって井上祐美子さんの「雅歌」を読んで、自分の中でだんだん歴史が繋がってきました。こうやって徐々に繋がっていくのが、歴史物の醍醐味ですよねえ(^^)。
ええと、中心となる人物2人は架空の人物なんですが、西太后、光緒帝、袁世凱ら歴史上の有名人物も登場してて、で、この中でびっくりしたのが西太后の描かれ方!「有名」というよりも「悪名高い」と言った方がぴったりの西太后なんですが、こんな風に描かれてるなんて面白いなあ。しかも彼女の祖父に当たる乾隆帝とカスチリョーネ(郎世寧ですね)のエピソードがすごくいいのです。あと、科挙や宦官についてもかなり詳しく書いてあって、その辺りも興味深いですね。特に科挙。これまでも色々読んで、大変だったんだなあとは思ってたんですど、本当に途轍もなく凄まじい試験だったんですね...。日本の受験戦争なんて、これに比べたら甘い甘い。日本の受験は、試験会場で気が狂ったりなんてしないですもんね。
今のところ一番好きな場面は、主人公の春児が、宮廷を出た老宦官たちの住む老公胡同に一緒に暮らしているところです♪ (講談社文庫)


+シリーズ既刊の感想+
「蒼穹の昴」1・2 浅田次郎
「蒼穹の昴」3・4 浅田次郎
「珍妃の井戸」浅田次郎

+既読の浅田次郎作品の感想+
Livreにきんぴかシリーズ、「プリズン・ホテル」「天切松闇がたり」1の感想があります)

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