「ありがと。 あのころの宝もの十二話」ダ・ヴィンチ編集部編

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12人の女性作家によるアンソロジー。この1冊の中に、色んな「あのころ」が入っていて、どの「あのころ」も切なくて痛くて、でも優しくて、どこか懐かしい感じ。読みながら、やっぱり「今」があるからこそ、「あのころ」があるんだよねえ、としみじみとしてみたり。(あ、本当は、「あのころ」があるからこそ、「今」があるんだよね 笑) この中で私が特に好きだったのは、加納朋子さんの「モノレールねこ」、中山可穂さんの「光の毛布」、光原百合さんの「届いた絵本」の3作かな。「モノレールねこ」の「タカキ」、最高! 「光の毛布」は、主人公の咲もいいけど、この毛布がいいんですよねえ。「届いた絵本」は、最後の最後で決定的に幸せな気持ちになれるのが好き。
近藤史恵さんの「窓の下には」の、あのどこかこわーい雰囲気も近藤さんならではだし、狗飼恭子さんの「町が雪白に覆われたなら」の独特の雰囲気もいい感じだったし、久美沙織さんの「賢者のオークション」も何気に可愛かったし、どれもそれぞれに良かったです。お初の作家さんも5人いて、新しい出会いにもなりました。(ダ・ヴィンチブックス)


+シリーズ既刊の感想+
「ありがと。 あのころの宝もの十二話」ダ・ヴィンチ編集部編
「嘘つき。 やさしい嘘十話」ダ・ヴィンチ編集部編

+既読の光原百合作品の感想+
「ありがと。 あのころの宝もの十二話」ダ・ヴィンチ編集部編(「届いた絵本」)
オール讀物11月号(文藝春秋)(「扉守」)
小説NON 11月号(祥伝社)(「希望の形」)
小説推理・オール讀物・星星峡(「1-1=1」「クリスマスの夜に」「オー・シャンゼリゼ」)
「最後の願い」光原百合
光原百合ベスト3@My Best Books!
「尾道草紙」尾道大学 創作民話の会
「銀の犬」「親切な海賊」光原百合
オール讀物 2007年10月号(「写想家」)
「嘘つき。 やさしい嘘十話」ダ・ヴィンチ編集部編(「木漏れ陽色の酒」)
オール讀物 2008年11月号(「旅の編み人」)
「新・本格推理 不可能犯罪の饗宴」二階堂黎人編・オール讀物 2009年8月号(「花散る夜に」「ピアニシモより小さな祈り」)
「イオニアの風」光原百合
「扉守 潮ノ道の旅人」光原百合
Livreに、これ以前の作品の感想があります)

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仕事、家族、恋愛、友情など、毎日の生活の中で欠かせないものに対する忘れたくない気持ちを描いたアンソロジー。 『光の毛布』は中山可穂の作品。 主人公・咲は... » Lire la suite

Commentaires(2)

TBさせて頂きました!
今拝見したらなぜか二回TBしていることになっていたようで・・・
申し訳ありません!
可能でしたら1件削除してください。
すみません。

フミさん、はじめまして。TBありがとうございます。
ダブっていた分は削除しておきましたので、大丈夫です(^^)。

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