「ゆめつげ」畠中恵

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江戸末期。上野の端にある小さな神社の禰宜を務める弓月の元を訪れたのは、由緒正しい大神社の権宮司・佐伯彰彦。彰彦は、弓月の夢告(ゆめつげ)の能力で、神社の氏子である蔵前の札差・青戸屋の1人息子の行方を占って欲しいと言うのです。
畠中さんの江戸時代物!やっぱりこの方は、江戸時代が合ってるんでしょうねー。どうしても若旦那のシリーズのインパクトが強いので、同じ江戸時代が舞台となると、どんな風に特徴を出すんだろう... とちょっぴり心配していたのですが、心配無用でした。こちらは妖怪こそ出ませんが、主人公の弓月もいい味出してますし、ほのぼのとして暖かくて、やっぱりこの雰囲気は大好きです(^^)。...ちょっと頼りなくて、でもやる時はやるゾ!って弓月のキャラクターは、若旦那と少しかぶってるんですけどね。(笑)
青戸屋の1人息子は一体誰なのか、神社に集まった彼らを狙うのは誰なのか、という謎が中心にあるし、弓月のゆめつげの能力が、本人にもなかなか意味が解けない謎の情景ということで、立派にミステリ仕立てと言える作品なんですが、でもミステリという以前に1つの物語として面白かったです。シリーズ化して欲しいような作品だけど、でもこれはもうこれでお仕舞いかなあ。ちょっともったいないような気がするけど、これは仕方ないかなあ。(角川書店)


+既読の畠中恵作品の感想+
「ゆめつげ」畠中恵
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「こころげそう 男女九人お江戸の恋ものがたり」畠中恵
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Livreに「しゃばけ」「ぬしさまへ」「百万の手」「ねこのばば」の感想があります)

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Commentaires(2)

四季さん、おはようございます。
時代小説を読もうにトラバありがとうございます。
畠中さん、かなり売れてるみたいですね。

実は『しゃばげ』を2ヶ月ほど前にスタンバイさせてあるのですが、いまだ手にとれずいます。

どちらかと言えばファンタジー系は苦手なのですが、読まず嫌いっぽいですね。
そろそろ読みはじめなくっちゃ(笑)

あと、某BBSでのマイレコの話題、見かけました。
ご都合よければ“マイレコ”是非ご参加いただけたら嬉しく思います(ぺこり)

「時代小説を読もう」を立ち上げたの、トラキチさんでしたか!
いやー、すみません、全然知りませんでした…。(^^ゞ
(瀬尾まいこさんのは知ってたんですけど)
これからもTBさせて頂くと思いますので、よろしくお願いいたしますね♪

で、畠中さんですが、ほんと面白いですよ!
私はファンタジーも好きなのですが、
先日、ファンタジーが苦手だと常日頃仰ってる方が読んでらして
でも絶賛されてたんですよ。だから、案ずるより産むが易しかも!
時代小説がお好きなら尚更~。ぜひ読んでみて下さいね(^^)。

“マイレコ”、ありがとうございます。そうですね、参加しちゃおうかしら…?

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