「日本のたくみ」白洲正子

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たらいまわし企画第5回「あなたが感銘を受けた本は?」で、picoさんが挙げてらした本。白洲正子さんの本は、「西行」を積んでいたんだけど、そちらはすっかり忘れてました...(^^;。
picoさんの紹介を見た時に、何を考える間もなく、志村ふくみさんの「一色一生」「色を奏でる」を連想したんですが、本当にこの本の中で志村ふくみさんが紹介されていたのでびっくり!picoさんは、「プロじゃない人は嫌いです。贋作師話に特に感銘しました。」と書かれてただけだったのに...。何か通じるものがあったのでしょうか♪ (というか、見当違いのことを書き込んでなくて良かったーと安心したのですが・笑)

で、この本なんですが、「藝術新潮」に1年半に渡って連載されていたというもの。18章の中で、扇や染色、石積み、焼きもの、木工... と、様々な分野の職人さんたちが紹介されていきます。この中で一番印象に残ったのは、砥石のくだり。「良質の仕上げ砥石になればなる程、刃物を選び、悪い刃物を砥ぐと、血の匂いがするが、よい刃物を合わせると、忽ち吸いついて、香のような芳香を放つ」ですって。ここで砥いでるのは、木工用の道具なんですよー。日本刀の話じゃないのに、なんだかびっくりしてしまいます。というか、ちと怖い...。あと、ジュエリー・デザイナーの朝山早苗さんが載ってたのには驚きました。前の仕事柄、朝山さんのデザインもよく扱ってたんですけど、この本に載るほどの方だったとは... いやん、失礼(^^;。
様々な職人さんたちのそれぞれの拘りの姿を見ていると、「なるほどなあ...」がいっぱいあって、なんだかまるで目の前が開けるような気が。いや、ほんと「感銘を受けた本」に選ばれるのも納得の1冊でした。(新潮文庫)


+既読の白洲正子作品の感想+
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