「退屈姫君 海を渡る」米村圭伍

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「風流冷飯伝」「退屈姫君伝」「面影小町伝」でこのシリーズは終わりなのかと思っていたら、いつの間にか「あんみつ蜜姫」と、この「退屈姫君 海を渡る」が出ていました。「あんみつ蜜姫」は、どうやら先々代のお殿様(例の光猶院様)の話のようですね。で、こちらの「退屈姫君 海を渡る」には、あのめだか姫が再登場!時系列的には、「退屈姫君伝」の直後のようです。
「海を渡る」という題名から、もしや外国に行ってしまうのか...?!と思ったのですが、そうではありませんでした。参勤交代で国許に帰った夫の直重が失踪してしまって、めだか姫が海路風見藩へ...という意味の「海を渡る」。そりゃそうですよね、鎖国の時代なんですから!いくらめだか姫でも、海外には行かないですよね。(笑) ...や、江戸にいる正室が国許に行くこと自体、実際にはすごいご法度なわけなんですが。(笑)
これまで「風流冷飯伝」と「退屈姫君伝」では、同じ風見藩の話でありながら、舞台が国許と江戸とに分かれて、直接的な接点がなかったのですが、今回はどちらのこの2つの作品の登場人物たちの競演が見られるのが嬉しいところ。講談調の軽妙な語り口も相まって、賑やかで楽しい作品となっています。このシリーズは、まだまだ続きそうですね。(新潮文庫)


+既読の米村圭伍作品の感想+
「退屈姫君 海を渡る」米村圭伍
「おんみつ蜜姫」「退屈姫君恋に燃える」米村圭伍
「紀文大尽舞」米村圭伍
Livreに「風流冷飯伝」「退屈姫君伝」「面影小町伝」の感想があります)

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 風見藩シリーズが文庫で出版と聞いて、今までのシリーズとは別格なのかなと思ったら、察するに先の3冊『風流冷飯伝』『退屈姫君伝』『面影小町伝』が既に文庫化されてい... » Lire la suite

  ○ 『風流冷飯伝』 今考えると◎◎の評価が妥当かと ◎◎ 『退屈姫君伝』 既読書評なしm(__)m   ○ 『錦絵双花伝』 文庫化改題→『面影小町伝』 ... » Lire la suite

嬉しいシリーズ(^.^) 参考:米村圭伍のことども » Lire la suite

Commentaires(2)

四季っぺ
出たの知ってた?

知ってました! てか、注文してます!
明日辺りには届くのではないかと~♪
楽しみですね(^^)。

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