「ドラゴン探索号の冒険」タニス・リー

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誕生日の宴に招かれなかったことを魔女が、双子の王子と王女に魔法をかけてしまう... というまるで「眠り姫」のようなエピソードから始まるおとぎ話。「眠り姫」以外にも、「白雪姫」みたいだったり、アラビアン・ナイトみたいだったり、中心となる冒険は、まるでギリシャ神話のアルゴ号の話みたいだったり。色んな物語がミックスして、なんともユーモラスな物語になっています。耽美派タニス・リーが、こんな作品を書いていたとは...! これはタニス・リーの処女作なんだそうですが、それにしてもびっくり。
基本的には、王子がドラゴンの守っている宝を探しに行くという物語なんですが、そこに魔女があれやこれやと邪魔を入れるんです。口では勇ましそうなことを言いながら、王子たちが怪物退治をお互いに譲り合ってるところが面白かったな。魔女に入れ知恵された王女が、色々と難題をふっかけるところなんて、まるでおとぎ話の裏話をこっそり覗いてるような感覚もあったりして。でも意地悪な魔女も、どこか憎めないのがいいんですよねえ。(現代教養文庫)


+既読のタニス・リー作品の感想+
「闇の公子」タニス・リー
「死の王」タニス・リー
「タマスターラー」タニス・リー
「ドラゴン探索号の冒険」タニス・リー
「白馬の王子」タニス・リー
「惑乱の公子」タニス・リー
「熱夢の女王」上下 タニス・リー
「ゴルゴン 幻獣夜話」タニス・リー
「血のごとく赤く」タニス・リー
「バイティング・ザ・サン」タニス・リー
「鏡の森」タニス・リー
「黄金の魔獣」タニス・リー
「幻魔の虜囚」タニス・リー
「幻獣の書」「堕ちたる者の書」タニス・リー
「月と太陽の魔道師」タニス・リー
「冬物語」「闇の城」タニス・リー
「銀色の恋人」タニス・リー
「妖魔の戯れ」タニス・リー
留守中に読んだ本(18冊)(「ウルフタワー」の感想)
「影に歌えば」「死霊の都」タニス・リー
「パイレーティカ 女海賊アートの冒険」タニス・リー
「銀色の愛ふたたび」タニス・リー
「水底の仮面」「炎の聖少女」タニス・リー
「土の褥に眠る者」「復活のヴェヌス」タニス・リー
「悪魔の薔薇」タニス・リー

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