「ラストホープ」浅暮三文

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時効が迫った夜間銀行詐欺で奪われた1億円を巡るコン・ゲーム。いかにもドナルド・E・ウェストレイクのドートマンダーシリーズに触発されているというピカレスク小説。同じようにドートマンダーシリーズに触発されているという、伊坂幸太郎さんの「陽気なギャングが地球を回す」の同系の作品ですね。
でも、テンポはいいし、それぞれのキャラクターは立っているはずなのに、前半は何とも言えず読みにくかったです...。登場人物が、かつての泥棒3人組、婆さん3人組、そして現在の宝石強盗3兄弟と、3つの3人組があるんですけど、そういう情報がロクに説明されないまま、視点がどんどん入れ替わるんですもん。もう、何が何やら...。その辺りをもっと整理して書いてくれれば、きっともっと楽しめたのに残念。でもほんとテンポがいいので、前半さえクリアできれば後半はすごく楽しいです。
それにしても浅暮さんって、本当に釣りがお好きな方なんですね。釣りのシーンになると、いきなり力が入ってるし! 釣り(フライフィッシング)好きの人にはいいかも。(笑)(創元推理文庫)


+既読の浅暮三文作品の感想+
「ラストホープ」浅暮三文
「嘘猫」浅暮三文
「実験小説 ぬ」「石の中の蜘蛛」浅暮三文
「夜聖の少年」浅暮三文
Livreに「ダブ(エ)ストン街道」の感想があります)

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