「鳥姫伝」バリー・ヒューガート

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アメリカ人が書いた中国物ということで、もしや痛々しい勘違いぶりと、物凄い違和感があるのでは... と心配してたんですけど(おぃ)、案外ほんとに中国映画にありそうな、猥雑なパワーがいっぱいの作品でした。唐初期の中国に、なんと「北京」があったり、「秦王」が登場したりするんですけど、原著には「A Novel of an Ancient China That Never Was」という副題が付いているそうだし、作者も分かっていて遊んでるんでしょうね。でもって、登場人物の名前や地名、中国特有の固有名詞などがきちんと漢字に訳されているのがありがたかったです。(この作品を翻訳するのは、さぞかし大変だったでしょうね...)
...でもやっぱりどこか読みにくかったんですよね。1冊の中に3冊分ぐらいの内容が詰め込まれてるせいなのかしら...。全体的にすごく詳細な描写なんだけど、肝心なところで一言足りないようなもどかしさ。実は以前にも、冒頭のあまりの読みにくさに一度挫折したことがあるんですが、今回も挫折しそうになりました。ものすごくテンポが良くて、いかにも楽しそうな雰囲気なのに、それが堪能できなくて残念。だってね、話にようやく乗れたのが、後半3分の1なんですよー。あ、でもそこからはなかなか良かったです。それにそれまでのドタバタぶりからは想像もつかないほどの綺麗なラストシーンでした♪(ハヤカワ文庫FT)

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