「裸者と裸者」上下 打海文三

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舞台は近未来の日本。経済がすっかり破綻してしまって、日本はボロボロの内戦状態。大陸からの難民もどんどん流れ込んできてます。そんな時代の戦争孤児たちが主人公。この近未来という設定をまるで知らずに読み始めたので、最初はちょっと戸惑ったんですけど、でも勢いのある展開がすごいですねー。あまりにも「人の死」が瑣末に扱われてるので、どこかゲームを眺めているような感覚でもあるんですけどね。これって、「バトル・ロワイアル」を読んだ時とちょっと似た感覚かも。でもこのあまりにも悲惨な世界では、生きていくだけで精一杯で、死者にまで構ってられないということなんですね、きっと。
上巻と下巻では視点が変わるんですけど、大きな流れは一緒。でも上巻の「母」に対して、下巻の「父」というのが対照的なところ。登場人物たちがそれぞれにいい味を出してるのが良かったです。特に女の子がカッコ良くて。この作品、アニメにしたらヒットしそうだなあ。ええ、実写よりもアニメですね、なんとなくですが。(角川書店)

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