「アブダラの空飛ぶ絨毯」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

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「魔法使いハウルと火の悪魔」の姉妹編。今回は前回のインガリーよりもずっと南の国・ラプシュートの絨毯商・アブダラが主人公。ひょんなことから魔法の絨毯を手に入れたアブダラが出会ったのは、スルタンの1人娘「夜咲花」。しかし恋に落ちた2人が駆け落ちしようとした時、巨大なジン(魔神)に夜咲花が攫われて... という話です。そのまんまディズニーの「アラジン」のイメージ。(本家の「アラジンと魔法のランプ」には、空飛ぶ絨毯は出てこないのね) で、確かに姉妹編なんだけど、読み終わってみるとやっぱり続編! ハウルやソフィーたちの出番はあんまり多くないので、前作のファンには物足りないかもしれないんですが、「千夜一夜物語」の世界が大好きな私には、1作目よりもこっちの方が面白かったです。何が面白かったって、いかにもアラビアの商人っぽいアブダラの、心にもない美辞麗句の数々が... でもって、そういう言葉に乗せられて、いい気分になっている絨毯も... って何か違うような気もするのですが...(^^ゞ (徳間書店)


+シリーズ既刊の感想+
「魔法使いハウルと火の悪魔」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「アブダラの空飛ぶ絨毯」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

+既読のダイアナ・ウィン・ジョーンズ作品の感想+
「デイルマーク王国史」1~4 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「わたしが幽霊だった時」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法使いはだれだ」「クリストファーの魔法の旅」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔女と暮らせば」「トニーノの歌う魔法」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法がいっぱい」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
留守中に読んだ本(18冊)(「マライアおばさん」「七人の魔法使い」「時の町の伝説」の感想)
「呪われた首環の物語」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「花の魔法、白のドラゴン」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「いたずらロバート」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「ダイアナ・ウィン・ジョーンズのファンタジーランド観光ガイド」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「バウンダーズ」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「星空から来た犬」「魔空の森ヘックスウッド」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「バビロンまでは何マイル」上下 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「ウィルキンズの歯と呪いの魔法」「海駆ける騎士の伝説」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「うちの一階には鬼がいる!」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法!魔法!魔法!」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「ぼくとルークの一週間と一日」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「牢の中の貴婦人」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法の館にやとわれて」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「キャットと魔法の卵」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
Livreに「ダークホルムの闇の君」「グリフィンの年」「九年目の魔法」の感想があります)

そういえば「千夜一夜物語」の中の「アラジンと魔法のランプ」って、登場人物の名前はどれも立派にアラビア風なのに、舞台は中国なんですよね。描写はそのまんまアラビアっぽかったし、話自体も中国である必然性はなかったと思うんですけど... これは、「昔々ある所に」の「ある所」が、たまたま中国になっただけなんですかね? アラビアの商人たちが持ち帰った土産話で、黄金の国・ジパングのようにイメージだけがふくらんだ? でもアラジンが辮髪だったりしたら、やっぱりなんだかおかしいなあ。って、それはさすがに時代が違いすぎるか。(笑) やっぱりアラビアンナイトな人たちには、アラビア風の衣装を着ていて欲しいですわー。

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