「魔女のオレンジ猫」シャーロット・マクラウド他

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猫の事件簿シリーズ3冊目。今回知ってたのは、ナンシー・ピカードだけです。なんで各巻1人ずつしか知らないんだろう...?(それは単に海外物に詳しくないから・笑)
ええと、ナンシー・ピカードは、サイトを開く前にジェニー・ケインシリーズを7冊ぐらい読んでるので、今回の短編はとってもお久しぶり。彼女の「水曜日の女(長編風短編の試み)」は、なかなか面白かったです。20ページほどの短編なんですけど、その内容というのが、「全18章+エピローグ」という長編のプロットだけなんですよ。でもプロットだけでも登場人物の人となりは伝わってくるし、その場の情景も浮かんでくるんですよねえ。こういうアイディアって面白ーい。(こんな作品を書く人と思ってなかったのも大きいかな)
そして今回一番面白かったのは、表題作の「魔女のオレンジ猫」。これはミステリというよりファンタジーですね。案外ブラックな話が多いこのアンソロジー集なんですけど、これは読後感も良かったなあ。こういう話は大好き。シャーロット・マクラウドは、他の作品もぜひ読んでみなくっちゃ! この人の作品は色々と翻訳されてるようで嬉しいな。...というよりむしろ、作品数が多くてどれから読んだらいいのやらだったりして...。(アリサ・クレイグ名義の作品もあるらしい) とりあえずデビュー作は「にぎやかな眠り」のようですね。
あと他の作品では、マーガレット・マロンの「内なる獣」も良かったです。ちょっぴりブラックなんだけど、でも爽快なのだ。(二見文庫)


+シリーズ既刊の感想+
「猫の事件簿」ピーター・ラヴゼイ他
「貴婦人のペルシャ猫」エドワード・D・ホック他
「魔女のオレンジ猫」シャーロット・マクラウド他
「宝石商の猫」ウィリアム・L・デアンドリア他
「猫が消える町」「inハリウッド 猫の事件簿」ナンシー・ピカード他

収録作品:
「水曜日の女(長編風短編の試み)」(ナンシー・ピカード)、「ブロンドの微笑」(レス・ロバーツ)、「わがままモニカ」(リチャード・レイモン)、「老婆のおもてなし」(キャロリン・ウィート)、「マルタの鳥」(キャロル・ネルソン・ダグラス)、「どこもみな似たようなもの」(ジューン・ヘイドン)、「殺意はめぐる」(バーバラ・コリンズ)、「飢え」(クリストファー・フェイ)、「内なる獣」(マーガレット・マロン)、「魔女のオレンジ猫」(シャーロット・マクラウド)

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