「ロシア幽霊軍艦事件」島田荘司

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久々の御手洗シリーズの長編。 レオナに届いたファンレターから、大正8年に箱根の芦ノ湖にロシアの軍艦がいたという写真の謎、そしてさらに大きな歴史的な謎へと物語は発展していきます。
御手洗が北欧に行ってしまってから、このシリーズへの興味もすっかり薄れてしまってたんですけど(子供の頃の御手洗には興味ないし、海外で活躍するのもあんまり好きじゃない ←ワガママ)、これは北欧に発つ前年の話だったんですね。いや、面白かった。読み始めた時は、こんな壮大な話になるとはつゆ知らず。なんだかまるで全盛期の御手洗物を読んでるような雰囲気もあって、懐かしかったなあ。これこそが真実に違いない!って迫力もありました。...でもねー、パソコン通信全盛の1993年に、インターネットで簡単に検索しちゃってるのが驚き!しかも出先で!?とか、彼女は話せないの、話したくないの、どっち?!とか、つい気になってしまった部分もいくつか。ああ、些細なことなのに! 普段は細かいことなんてほとんど気にせず読んでるのに(面白ければオッケー)、一旦気になりだすと止まらないのはなぜぇ。そんなことに気付いてしまった自分がカナシイ。や、面白かったんですよー。
これは元々「季刊島田荘司2000Autumn」に発表された作品で、その時は、文庫にして80ページほどのエピローグはなかったのだそう。御手洗物としては本編だけでも十分だと思うけど、もしかして本当はエピローグの方が書きたかったのかな? これがあるのとないのとでは、かなり印象が変わりそうです。(角川文庫)


+既読の島田荘司作品の感想+
「ロシア幽霊軍艦事件」島田荘司
「UFO大通り」島田荘司
Livreに、これ以前の作品の感想があります)

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Commentaires(12)

島田荘司のことどもが、これで一歩充実!
えっ?早く挨拶を読めとのご挨拶?
来週くらいから読みまする。
『御手洗潔の挨拶』(^.^)

やっぱり作家さんのことどもはいいですね。
気軽にTBできちゃうし、私でも活用しやすいし。(笑)
あ、そうそう、ご挨拶。そうです、ぜひぜひ。
どんな評価になるのかはドキドキですが~。

この作品、「季刊島田荘司」で読んだんですよ~単行本になったときも、もう読んだからいいかなぁ、と思って読まなかったんですが。
ナニナニ、80ページ分のエピローグが追加されているんですか?!
ううう・・・気になるなぁ。
私も海外で活躍する御手洗さんはあまり興味ないですね~~あ、子供時代の御手洗さんには興味ありますけど(笑)

そうなんです、エピローグ!
「季刊島田荘司」で本編を読まれてる方が、後であれを読んだら
どんな印象を受けるのかなあ… これはぜひ一度読んでみて下さいませ。
あ、EKKOさんも海外はあまり… だったんですね。お仲間だ!(嬉)
やっぱり日本にいて欲しいですよね。だから「暗闇坂」辺りまでが好きです、私。
でもって、一番好きなのは「異邦の騎士」です♪

御手洗海外ものでも『魔神の遊戯』は読ませましたよ。結構完成度も高いです。
『異邦の騎士』の次に好き♪

「魔神の遊戯」といえば、ミステリ・マスターズか何かでしたよね。
海外物だからスルーしようかと思ってたんですけど(おぃ)、良かったですか…!
「異邦の騎士」の次に好きだなんて、それは読んでみたくなっちゃうなあ。
じゃあ、図書館復活したら借りてくることにしますね!

またまたお邪魔します。
「異邦の騎士」、最高です♪それと「暗闇坂~」あたりまでが好き、というのわかりますよ!!
私は「水晶のピラミッド」で御手洗さんがレオナに言った台詞がショックで(たしか、「世界のどこにからでも君を助けに来るよ」とかそういう台詞・・)、もう本当に腹がたって、しばらく次の御手洗ものを読めなくなったことがあったんですよ~
そんなトラウマもあって海外ものは苦手です。
『魔人の遊戯』も読みました。面白いしミステリーとしては読ませるのかもしれないけれど、御手洗フリークとしては・・・・・だったかなぁ。
やっぱり「挨拶」がいいですよ!!聖月さん、早く読んでみてくださいな~

わあ、御手洗で盛り上がってる♪
でもって、私もその台詞覚えてます!!
トラウマにこそならなかったんですけど、レオナは大嫌いなもので(笑)
やっぱりショックを受けた覚えが…。
それに海外物になると、なんか大味じゃないですか?(と、私は思ってるのですが)
その点、「挨拶」は、短編ながらもピリッと引き締まってていいですよねっ。
ということで、聖月さんの感想が楽しみです♪
来週まで待ちましょう、EKKOさん(^^)。

なんだかプレッシャーが(^^ゞ
素直な気持ちで読んでみますね。

まあ、しばし待たれよ。
それまで、弊サイトのカテゴリー「島田荘司のことども」も読んで待ってくんなまし。
これはこれで、読ませるコーナー。
ちと、御手洗フリークには怒られそうな表記も(笑)

多少プレッシャーがかかっても
聖月さんの評価はきっと全然影響されないから大丈夫!
…なーんて無責任なこと言ってますが…(笑)
やっぱり、ミステリ慣れしてしまった今読むというのがねー。
どうも評価も厳しくなりがちだと思うんですけど
でも御手洗の話になると、いつでも妙に盛りあがりますよね。
それがやはり島田荘司の島田荘司たる所以。
って、雰囲気だけはしっかり伝わってますよね?(笑)

▲でした。
言い訳たくさん書いときました(笑)
で、今四季さんの感想見てきました。
どうも自分はフリークじゃない悪い読者のようです。
まあ、いいか、そう言いながらも島田荘司のことどもを作るくらいの読者だから(^.^)

ありゃりゃ、▲でしたか。それは残念…
こうなったら聖月さん、もう古い島荘作品は諦めましょう。
きっとどれを読んでもダメですよ。(笑)
読む時は、新しいのだけにターゲットを絞るということで~♪

後ほど、感想を拝見しに伺いますね!

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