「怪盗ニック対女怪盗サンドラ」エドワード・D・ホック

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本当はエルキンズを続けていきたいところなんですが、まだ4冊しか買ってなかったので、一時中断。早く買って来なくっちゃ! ということで、今日読んだのは怪盗ニック・ヴェルベットシリーズ4作目。今回は「白の女王」ことサンドラ・パリスが登場した10の短編が収められています。
このサンドラのモットーは「不可能を朝食前に」。ニックと同様、不可能なことをやってのける怪盗なんですが、ニックと違う点は盗む物にこだわらないということ。ニックは取るに足らない詰まらない物、どう考えても無価値な物しか盗まないんですが、サンドラはどんな高級品でも依頼があれば引き受けちゃう。最初はそんなサンドラの登場に、自分の縄張りを割り込んできたのかと警戒するニックなんですが、徐々に助けたり助けられたり協力したり競争したりという関係になっていきます。10編の短編は時系列的にはそれほど接近してないらしくて、ニックと会うのが1年ぶりとか2年ぶりとか、そういう記述は多いんですけど、でもニックの手数料がインフレで2万5千円から5万円に値上げするほど時間が経っても、ずーっと30代後半のままの美女です。(笑)
このシリーズは、ニックがいかにして不可能に見える盗みを実行するか、そして依頼人の本当の目的は、というのが一番の興味なんですが、サンドラが加わったことによって、サンドラとの協力体制や、逆に泥棒競争みたいな楽しみも加わります。でも確かにサンドラもすごい泥棒なんですけど、でもやっぱりニックの方が一枚上手って感じ。そんなニックのプロぶりを見せ付けてる「白の女王のメニューを盗め」が一番のお気に入りです。(ハヤカワ文庫HM)


+シリーズ既刊の感想+
「怪盗ニック登場」「怪盗ニックを盗め」「怪盗ニックの事件簿」......ブログには感想がないので、よろしければLivreへどうぞ
「怪盗ニック対女怪盗サンドラ」エドワード・D・ホック

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