「氷の眠り」「遺骨」アーロン・エルキンズ

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しばらくファンタジーばかりだったんですが、海外ミステリに戻って来ました。これはスケルトン探偵ことギデオン・オリヴァー博士のシリーズ、5作目と6作目。
「氷の眠り」は、30年前に氷河で雪崩に巻き込まれた植物調査チームの3人の骨が見つかって、丁度そこのロッジに居合わせたギデオンが骨を鑑定すると、そこには殺人の証拠が...?!という話。謎解き自体には、どこかすっきりしないものが残っちゃったんですが、骨が見つかったと聞いた時のギデオンが反応が可愛かった! あ、正確には反応そのものというより、それを見ていたジュリーの説明がですね。想像して笑っちゃった。それに氷河のしくみの説明も興味深かったです。ジュリーの説明から位置がぴたりと合うところなんて、なんだか理系ミステリみたい。こういうのはワクワクしちゃいます。
そして「遺骨」では、ギデオンとジュリーが司法人類学者たちの会議に出席。10年前に亡くなった教授の骨が博物館に展示されることになるんですけど、それが盗まれてしまったり、ギデオンが、死体が埋まっている場所を発見してしまったり、という事件。なんと土壌圧縮地というのがあって、見る人が見ればすぐ分かるし、そういう場所にはほぼ確実に死体が埋まってるんですって。地面を見ただけで、死体の埋まってる深さや姿勢まで分かってしまうなんてびっくり! そしてそこから掘り出された白骨死体の頭蓋骨を使って復顔法が実演されるんですけど、これがまた... や、この最後の一瞬は凄かった。いやー、面白かったです。でもって、専門家がいっぱいその辺りをうようよしてケンケンガクガクしてるっていうのが、またいいんですよねえ。(笑)(ハヤカワミステリアス・プレス文庫)


+既読のアーロン・エルキンズ作品の感想+
「古い骨」「暗い森」アーロン・エルキンズ
「断崖の骨」「呪い!」アーロン・エルキンズ
「氷の眠り」「遺骨」アーロン・エルキンズ
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