「楽園の骨」「洞窟の骨」アーロン・エルキンズ

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スケルトン探偵シリーズの8作目と9作目。
「楽園の骨」は、南太平洋に浮かぶ島・タヒチが舞台。ここでは、FBI捜査官のジョン・ロウの親戚がコーヒー農園を営んでいるんです。もうこのコーヒーの美味しそうなことったら! このシリーズ、結構色々と美味しそうな食べ物が登場してるんですけど、でもこのコーヒーがダントツで一番かもしれないなあ。(という私はカフェイン中毒・笑) 私の大好きなジョン・ロウとその親戚一同が登場ということで、文句なしに楽しかったし♪ 楽園ののんびりした空気もいいんですよねー。大家族も色々あるんだろうけど、でもやっぱりなんかいいなあ。
そして「洞窟の骨」は、フランスの旧石器時代の洞窟で発見された骨をギデオンが鑑定する話。フランスが舞台ということで、「古い骨」に登場していたジョリ警部が再登場! この警部、好きなんですよー。今回は、素顔がかなり見れて嬉しかったな。そしてこの洞窟の辺りはクロマニヨン人やネアンデルタール人など先史時代の遺跡が多く残っている場所なので、そういった先史時代に関する議論がケンケンガクガクと繰り広げられていて、これもすごく面白いです。髭を剃ってジョギング・スーツを着たネアンデルタール人をニューヨークの地下鉄に乗せたらとか、パリの地下鉄(メトロ)だったらどうだとか、この学者さんたちってば、一体何の話をしてるんですか!(笑) でもそういう学者さんたちに関してのジュリーの言葉がまた可笑しいのです。「分別のある人たちはそんなことはしません」「でも今話しているのは旧石器時代が専門の人類学者ですから。意見を一致させるのは主義に反するんです」 ですって。(笑)
それにしても、ギデオンは骨は古ければ古いほどいいと毎回のように言ってるのに、結局生身の死体をいじったり解剖したりする羽目に陥ってて、お気の毒。でもなんだかんだ言って、かなり詳しくなっているのでは...(笑) そしてギデオンの講義を毎回聞かされるジュリーも骨について相当詳しくなっているようですね♪
でもスケルトン探偵で出版されている分は、これで最後なんです。さびしーい。やっぱり今度、美術館学芸員のクリス・ノーグレンシリーズも買って来ようっと。(ハヤカワミステリアス・プレス文庫)


+既読のアーロン・エルキンズ作品の感想+
「古い骨」「暗い森」アーロン・エルキンズ
「断崖の骨」「呪い!」アーロン・エルキンズ
「氷の眠り」「遺骨」アーロン・エルキンズ
「死者の心臓」アーロン・エルキンズ
「楽園の骨」「洞窟の骨」アーロン・エルキンズ

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