「自負と偏見」オースチン

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イギリスの田舎町に青年紳士ビングリーが引越して来て、5人姉妹の母であるミセス・ベネットは娘のお相手にぴったりと大騒ぎ。ビングリーはその近辺で一番の美人と評判の長女ジェーンを気に入り、ビングリーの親友で気難し屋のダーシーは、次女のエリザベスを気に入ります。しかしエリザベスはダーシーのことを鼻持ちならない人物と考えていて... という物語。主人公は次女のエリザベスです。

以前、本が好き!お気楽読書日記のもろりんさんに薦めて頂いていた本。サマセット・モームの「世界の10大小説」のうちの1作でもあります。とは言っても私はモームがあまり好きじゃないので、10大小説自体には全然興味がなかったんですが... でもやっぱり良いものは良いですね! この作品は夏目漱石も大絶賛、なんとジョージ4世も愛読していたのだそう。
読んでみて、まず1813年に発表されたという作品なのに、全然古臭さを感じさせないのがびっくり。ストーリーは完全に予想の範囲内だし、それほど事件らしい事件も起きないんですけど、でも一旦読み始めたらページをめくる手が止まらない~。登場人物それぞれに結構大きな欠点があるんですけど、でもみんな生き生きとしていてすごく楽しいのです。オースティンは、大学の授業で原書を読んだ覚えがあるんですが(でも別作品)、その時はそれほど印象に残らなかったんですよね。やっぱり読解力がなかったせいなのか... それとも私にとっては読む時期ではなかったのか。(サマセット・モームも今読んだらまた印象が変わるかも) 他のオースチン作品も読んでみたいです。
でもこの作品、絶対題名で損してるかと。「自負と偏見」だなんて、めちゃくちゃ堅そうじゃないですか。岩波文庫版やちくま文庫版は「高慢と偏見」だし、これじゃあちょっと手に取りたくならないですよね。ほんとは凄く面白いのに勿体ないなー。(新潮文庫)

で、この作品とは直接関係ないんですが... エリザベスって、時々「エライザ」とも呼ばれているんですよね。「エライザ」... もしかして読み方によっては「イライザ」? ということは、もしかして「キャンディ・キャンディ」のイライザは「エリザベス」だったのか...?!(爆) 


+既読のジェイン・オースティン作品の感想+
「自負と偏見」オースチン
「エマ」上下 ジェイン・オースティン
「分別と多感」ジェイン・オースティン
「マンスフィールド・パーク」ジェイン・オースティン
「ジェイン・オースティンの手紙」ジェイン・オースティン
「説きふせられて」ジェーン・オースティン
「ノーサンガー・アベイ」ジェーン・オースティン

+既読のジェイン・オースティン関連作品の感想+
「ジェイン・オースティンの読書会」カレン・ジョイ・ファウラー

 
ちなみにモームの「世界の10大小説」とは...

「トム・ジョーンズ」ヘンリー・フィールディング
「高慢と偏見(自負と偏見)」ジェイン・オースティン
「赤と黒」スタンダール
「ゴリオ爺さん」バルザック
「デイヴィッド・コパーフィールド」チャールズ・ディケンズ
「ボヴァリー夫人」フローベール
「モウビー・ディック(白鯨)」ハーマン・メルヴィル
「嵐が丘」エミリー・ブロンテ
「カラマーゾフの兄弟」ドストエフスキー
「戦争と平和」トルストイ

要するに19世紀の近代文学における傑作ということですね。私が読んでいるのはやっと半分です。

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Commentaires(4)

四季さん、こんばんは&おかえりなさい♪
「自負と偏見」、私も大好きな作品ですよー!(ブリジット・ジョーンズがきっかけでした)
> 全然古臭さを感じさせないのがびっくり
そうなんですよねー!!噂好きのオバサマ達とか、いつの時代も同じなのね~って思えるし、何といってもセリフが面白いんですよね。「ミスタービングリーには高慢になる権利がおありというものですわ」(確かこんなような)のセリフはすごく印象的だった記憶があります。
オースティンって鋭いっ!!私も、いつか原書で読んでみたいな。(その前にもっと英語の勉強しなきゃ(^^; 英語の言葉の言い回しをそのまま堪能したいです♪

マーヤーさん、こんにちは! ただいまです~。
わあ、この作品、マーヤーさんもお好きでしたか♪
ほんと面白いですね! ミセス・ベネットみたいなタイプ、いかにもいそうだし
そんな母親を見て恥ずかしく思う娘っていうのも、なかなかリアルだし…(笑)
>「ミスタービングリーには高慢になる権利がおありというものですわ」
ありました、ありました。この台詞にはもうびっくりしましたよ。インパクト強い!(笑)
やっぱり原書でも読んでみたくなりますよね、これは。

あ、これって「ブリジット・ジョーンズの日記」にも登場するんですか?
それはぜひ読んで(観て?)みたいなあ。

>「ブリジット・ジョーンズの日記」にも登場
ブリジット(小説の方では)が「高慢と偏見」のドラマが大好きという設定なんですよ~!(映画では、ドラマでダーシー役をやったコリン・ファースがブリジットの相手役として登場)
「ブリジット・~」の作者のフィールディングは、インタビューで「高慢と偏見」のセリフは沢山引用させてもらったと言っていたので、ストーリーの共通点もけっこうあります。オススメです♪

マーヤーさん、こんにちは! わあ、そういう関係だったんですか
まずは小説かなと思ったんですが、でも映画にはダーシー役の人が出てくるなんて
そっちもぜひ観てみたくなっちゃう… ってか、「高慢と偏見」のドラマもあったんですね!!
どこから手をつけるか迷ってしまいそう。や、ぜひ順番に…
(若草物語も観ないと、ですが~♪)
教えて下さって、ありがとうございます(^^)。

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