「空とぶベッドと魔法のほうき」メアリー・ノートン

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夏休みに、田舎のおばさんの家に預けられた3人の子供たち。偶然、足をくじいたプライスさんを助けたことから、プライスさんが魔女だということを知ってしまいます。プライスさんは3人に口止めをするために、末っ子のポールが偶然持っていたベッドのノブに魔法をかけることに。なんとそのノブをちょっと捻って願えば、ベッドが3人を望む場所に連れて行ってくれるというのです... ということで、岩波少年文庫再読計画第2弾。「床下の小人たち」のシリーズでも有名なメアリー・ノートンです。この1冊に、「魔法のベッド南の島へ」「魔法のベッド過去の国へ」の2つの物語が入っています。

子供たちが魔法で色んな所に行くことができるというのは、私の大好きなヒルダ・ルイスの「とぶ船」と似たような感じ。でもあちらは船に乗っていくんですが、こちらは普通のベッド。ノブ(ベッドの柱についている玉飾り)を一方に回せば現在の世界の行きたい場所へ、もう一方に回せば過去の世界へ... ベッドをこんな風に使ってしまうのが楽しいんですよね。北欧神話が根底にある「とぶ船」とはまた全然違う日常的な雰囲気を作り出していて、こちらもとっても楽しいです。そして「だれでも、きっとプライスさんみたいな人をしってると思います」と書かれているプライスさんは、そんな日常的な世界に相応しい日常的な魔女。まだまだ勉強中なのであまり高度な技を使えないし、ほうきに乗るのも上手くないんですけど、根底にはどこかメアリー・ポピンズみたいな雰囲気が漂っていて、さすがイギリスのファンタジー。必然的に子供たちの冒険も波乱万丈になってしまうんですけど、その普通さがほんと楽しくて。こういうファンタジーは大好きです(^^)。(岩波少年文庫)

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空とぶベッドと魔法のほうき/メアリー・ノートン 岩波書店/756円(税込) 【岩波少年文庫076】 夏休みに、おばさんの家に預けられた3人の子供達。 ... » Lire la suite

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