「ほんとうの空色」バラージュ
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金持ちのカリのために絵を描いていた時に、青い絵の具を無くしてしまったフェルコー。しかし弁償しようにもフェルコーは貧乏で、絵の具など買えないのです。フェルコーが絵の具を盗んだと責め立てるカリ。しかしフェルコーは用務員のおじさんに助けられ、野原に咲いている矢車菊から「ほんとうの空色」を作ることに...
ということで、岩波少年文庫再読計画第3弾。この本は私は題名も知らなかったんですけど、有名な作品だったのかな? 岩波書店のサイトでは、「世界の古典」ということで紹介されていました。作者のバラージュはハンガリー出身で、映画制作にも携わっていた人なのだそう。東欧圏のファンタジーって英語圏のものとはまた少し雰囲気が違っていて、それもまた素敵なんですよね。
この物語の「ほんとうの空色」とは、綺麗な青い色という意味ではなく、「本当の空」の色。この絵の具を塗ると、外が雲っている時は絵も灰色になるし、雨が降れば水が溢れ、晴れた日の夜は満天の星空になるのです。これがとても素敵! 使い道を間違えれば大変なんですが(笑)、フェルコーが屋根裏部屋でこの「ほんとうの空色」の絵の具が作り出した夜空を見ている場面など、ほんと幻想的な美しさです。私もこんな絵の具が欲しくなっちゃう。ラストはちょっぴり切ないんですけど、とても素敵な物語でした。読んで良かった!(岩波少年文庫)
矢車菊の青ってほんと綺麗な色ですよね。そういえばカシミール産のサファイアも、そのベルベットのような美しい青色がコーンフラワーブルー(矢車菊の青)と呼ばれてますね。WEBではタグで色を「blue」と指定するとこんな青色になりますが、矢車菊はまた少し違う青。もっと透明感があって優しくて爽やかで... こんな青色? ちょっと薄いかなあ。サファイアのコーンフラワーブルーはもう少し濃い色ですね。こんな青色? 今度は濃すぎ? 再現するのって難しいー。
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