「バッテリー6」あさのあつこ

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バッテリー最終巻。今年の初めに出てたんですけど、なんだかあんまり読みたくなくて(図書館自粛中だったというのもあるけど、それ以上にこれで終わっちゃうというのがねー)、半年も経ってしまいました。
今回読むに当たって、期待し過ぎは禁物とあまり自分の中で盛り上げすぎないようにしてたんですが、それが逆に裏目に出ちゃったかもしれません。いや、なんだかあっさり味でしたね。横手二中との試合を間近に控えて、巧や豪が中心となって話を引っ張っていくのかと思ったら、そうではなくてちょっとびっくり。むしろ中心となって話を引っ張ってるのは、新田東の海音寺や横手の瑞垣じゃないですか。巧と豪は、あれでいいの? もっとぶつけたいものがあるんじゃないの?
それに青波の出番が少なかったのも残念だったんですよね。彼はもっと違った風に巧をあっと言わせてくれる存在になると思ったんだけどな... ある意味、巧の意識を根底から覆す存在となってくれるのを期待していたというか。彼もまた大きな成長を遂げたんでしょうけど、「そういうのじゃなくて...!」とモドカシイ。...そう、彼に限らず、どこを読んでいても、なんだかモドカシくて仕方なかったです!
今回は、淡々と話が流れる中で1人おちゃらけてる吉貞が一番良かったわあ。(笑)
5巻を読んでから1年半も経ってしまっているので、そういうのも大きいのかもしれないんだけど... 私の中ではほとんど盛り上がらないまま読み終わってしまいました。清々しいラストではあるんですが、6巻がまるごと1冊がシリーズのエピローグに過ぎなかったような印象。例えば、いくらクラシックの名曲でも、最後にディミヌエンドしてる最中から聴き始めたら全然ダメよね... という感じ。横手との試合という大イベントがあったはずなのに! もし1巻から一気読みしていたら、こういう感想にもならなかったのかしら? 素晴らしい作品だけに、やっぱり期待しすぎてたのかも。ちょっと勿体無い読み方をしてしまったようです。(教育画劇)


+シリーズ既刊の感想+
「バッテリー」1~5......ブログには感想がないので、よろしければLivreへどうぞ
「バッテリー6」あさのあつこ

+既読のあさのあつこ作品の感想+
「福音の少年」あさのあつこ
Livreに「No.6」1・2の感想があります)

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