「西風のくれた鍵」「氷の花たば」アリソン・アトリー

Catégories: / / / / /

  [amazon] [amazon]
岩波少年文庫再読計画第7弾。
大好きな「時の旅人」のアリソン・アトリーの書いた童話集。それぞれに6編ずつ収められています。この2冊は今回初読。読んでいると、まるでファージョンの作品みたいなので驚きました。昔懐かしいお伽話の雰囲気。この2冊の中では、私は南国の香りのする「幻のスパイス売り」(「西風のくれた鍵」)が一番好きかな。でも雪や氷の情景もとても良かったです。「雪むすめ」(「西風のくれた鍵」)もいいし、あと「氷の花たば」の表題作! これが素敵なんですよ。どこかで聞いたことのあるようなお話なのに、読後感がとても良いのです。ひんやりとした情景なのに、読み終わるとなんだか暖かくて♪ (読後感が暖かいのは、「雪むすめ」もですが~)
ピクシーを始めとして、それぞれのお話に不思議な存在も色々と登場します。異形の存在って、異形というだけで警戒されちゃったりするけど、本当はそんな悪いことばかりしてるわけじゃないんですよね。でも人間の娘に真剣に恋をしてても、そうは見てもらえないことも多いし、色々苦労が多いのです。なんとか上手くやろうと水面下の工作をしてみても、その水面下の工作のせいで、逆に真意を疑われてしまったり。なかなか大変なんですねえ。...って、お話の中ではピクシーでも、人間にも十分当てはまりますね。(岩波少年文庫)


+既読のアリソン・アトリー作品の感想+
「西風のくれた鍵」「氷の花たば」アリソン・アトリー
「グレイ・ラビットのおはなし」アリソン・アトリー

| | commentaire(0) | trackback(0)

Trackbacks(0)

「西風のくれた鍵」「氷の花たば」アリソン・アトリー へのトラックバック一覧:

URL TrackBack de cette note:

コメントする(要JavaScript)

Note


MAIL FORMBBS

購読する ATOM


Powerd by MovableType4.24-ja
Copyright 2004-2011 四季. All rights reserved.