「阿弥陀堂だより」南木佳士

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作家としてデビューしながらも行き詰っている孝夫と、第一線の医師として国際的に活躍しながらも心のバランスを崩してしまった美智子の2人は東京を引き払い、孝夫が子供の頃を過ごした信州の田舎へ。そこで2人が出会ったのは、96歳のおうめ婆さんと、難病を抱えながらもおうめ婆さんにインタビューしながら「阿弥陀堂だより」という広報誌にコラムを書く24歳の小百合でした。

本が好き!お気軽読書日記のもろりんさんにオススメして頂いた本。豊かな自然に囲まれてゆったりとした空気が流れ、物語は淡々と進んでいきます。孝夫と美智子という夫婦には、実際に医者さんであり作家でもあるという南木佳士さんご自身が投影されているのでしょうね。そしてその2人に、自分自身を改めて見直すきっかけをくれるのが、おうめ婆さんと小百合の2人。小百合も可愛いんですけど、このおうめ婆さんがとにかく素敵なんですよー。何気ない一言に人生の重みがあってじわりとくるし、その自然体な生き方といったら、生半可な親切心が虚しくなっちゃうほど。もちろん自然というのは厳しいものだし、その中で自然体で暮らすことの大変さは半端ではないのですが...。この作品は映画化されてて、おうめ婆さんを演じたのが北林谷栄さんなのだそう。きっと絶品なんだろうなあ。観てみたくなっちゃいました。(文春文庫)

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DVDで寺尾聰、樋口可南子、出演の「阿弥陀堂だより」を観ました。 ●ストーリー 都会でエリート医師として働いていた美智子(樋口可南子)は子供を流産したの... » Lire la suite

Commentaires(4)

四季さんこんばんわ。

谷栄おばあちゃまに食いついてしまいました(^^)まだご存命のはずですが、長生きしてほしいです。

>その自然体な生き方といったら、生半可な親切心が虚しくなっちゃうほど。
なんか読んでみたくなりました。今度探します。

勝手ながらリンクさせていただきました。よろしくお願い致しますm(_ _)m

ねあ。さん、こんにちは。北林谷栄さん、いいですよねー。
という私は、実はあまり知らないのですが(あれれ)
となりのトトロのおばあちゃん役の声を聞いた時にいいなあと思ったのがきっかけです。
今一番観たいのは「大誘拐」! でも近所のレンタルには在庫がない…。

リンク、ありがとうございます(^^)。
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四季さん
ごぶさたしてます。
「阿弥陀堂だより」に黙っていられず、ついまた出てきてしまいました。南木佳士さん、尊敬してやまない作家です。
映画もぜひご覧ください。長野県飯山市で撮影されたのですが、ため息が出るほど美しく山村の四季が描かれています。
実際の飯山も、護岸工事されていない千曲川がのったりのったり流れていて、それはそれはのどかな美しい田園です。
おととしまで長野県民だったもので・・・・
図々しいついでにトラバさせてくださいね。

るしえるらめーるさん、こんにちは!
コメントとTBありがとうございますー。
南木佳士さんの作品はこれが初めてだったんですが、とてもよかったです。
るしえるらめーるさんは、色々と読んでらっしゃるのですね。
映画も観てらっしゃいましたか。
レンタルビデオ屋で見かけるたびに気になってたんですよー。
でも本を買ってたので、そちらを先に読んでしまおうと思って。
すぐには観れないかもしれないんですが、映画もぜひ観てみますね!
長野県の美しい自然、とても楽しみです(^^)。

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