「ピーナッツバター殺人事件」コリン・ホルト・ソーヤー

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老人ホーム「海の上のカムデン」シリーズ第4作目。相変わらずのアンジェラとキャレドニアのおばあちゃんパワーが炸裂。可愛いです~。そしてそんなおばあちゃんたちに愛情と敬老の精神たっぷりで接しているマーティネス警部補も、相変わらずの男前。ああ、私もこんな風に「公的には勤務中です。が、実際のところ、大好きなご婦人がたとコーヒーを飲んでも差し障りはありません」なんて言われてみたいものだわ!(おばあちゃんになった時にね) こんな風に歳を取れるなら、それも悪くないかもしれないなー、なんて思いながら読んでいたら、解説でも光原百合さんがそんなことを書いてらっしゃいました。(笑)
そして今回は、意外と冒険心旺盛だったトム・ブライトン翁も素敵でした。このシリーズって、中心となっているのが老い先の短い人たちなので、ふとした時に人生の年輪や重みが感じられるのもいいんですよね。老人ホームでは人間の死が決して珍しくないからこそ、普通のミステリ作品とは一線を画しているような。コリン・ホルト・ソーヤー自身が老人ホームに入っているだけあって、その辺りはとてもリアルです。本当は日常の謎が似合いそうな環境とキャラクターなんですけど、でもやっぱり殺人事件だかなこそ、感じられるものがあるんだと思ってます。まあ、シリーズが進んでいくにつれ、その辺りは少しずつ薄れてはいるのですが。それに殺人事件でないとマーティネス警部補は来ないしですしねー。(それは大変!)

マーティネス警部補の顔立ちは、アンジェラによるとメキシコ系の俳優・ギルバート・ローランド似。そのギルバート・ローランドの写真は、以前つきんさん@TSUKIN-BOOKS に教えて頂きましたので、よろしければどうぞ。コチラです。同じ写真ですが、こんなのこんなのも迫力があります。(笑)(創元推理文庫)


+シリーズ既刊の感想+
「老人たちの生活と推理」コリン・ホルト・ソーヤー
「氷の女王が死んだ」「フクロウは夜ふかしをする」コリン・ホルト・ソーヤー
「ピーナッツバター殺人事件」コリン・ホルト・ソーヤー

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