「ドクター・ヘリオットの猫物語」ジェイムズ・ヘリオット

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イギリスの北部ヨークシャーの田園地帯に住む、獣医歴50年のドクター・ヘリオット。牛や馬などの大型の家畜が中心ではあるものの、その長い獣医人生の中で出会った猫たちは数知れず。仕事を通して、あるいはプライベートで出会った猫たちの10のエピソードをまとめた作品集です。

この本は、本が好き!お気軽読書日記のもろりんさんのオススメ。いやー、良かったです。このドクター・ヘリオットという人が本当に誠実なお医者さま。具合が悪そうな患者を診ては心を痛め、飼い主のことを力づけながら、命を救うために一生懸命になってくれる人。獣医である以前に、1人の大の動物好き人間なんですよね。
でもそんなドクター・ヘリオットにも、家の裏に住み着いた2匹の山猫だけには、何ともできないんです。置いた餌は食べるし、薪小屋に作った寝床は利用するものの、家には決して入ろうとしない2匹。去勢手術をするために無理矢理捕まえたドクター・ヘリオットのことをいつまでも怖がっていて、ドクターの奥さんのヘレンはそのうち撫でさせてもらえるようになるのに、ドクター・ヘリオットだけは相変わらず毛嫌いされてるんです。猫好きにとって、猫に毛嫌いされることほど堪えることってないですよね... 多少なりとも猫の扱いに自信があるとくれば尚更。...こんなに好きなのに! というもどかしい思いが伝わってきます。そして... というのは読んでのお楽しみ。
もちろん動物相手のことなので、時には死も訪れることになるんですが、それでも優しくて暖かいドクター・ヘリオットの語り口にはほのぼのとしてしまいます。レズリー・ホームズ氏による挿絵もとても可愛いです♪

この「猫物語」の他にも、「ドクター・ヘリオットの犬物語」を始めとして、色々な本が出ているようです。そちらもぜひ読んでみたいな。(集英社文庫)


+既読のジェイムズ・ヘリオット作品の感想+
「ドクター・ヘリオットの猫物語」ジェイムズ・ヘリオット
「ドクター・ヘリオットの犬物語」「Dr.ヘリオットのおかしな体験」ジェイムズ・ヘリオット

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