「『陰陽師』読本 平安の闇に、ようこそ」夢枕獏

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夢枕獏氏のこの作品に対する思いを語ったエッセイや、映画「陰陽師II」の第一稿と第四稿、映画で安倍晴明役を演じた野村萬斉氏、山口博氏、志村有弘氏らとの対談、登場人物・作品詳解など、人気シリーズ「陰陽師」にまつわることを集めた1冊。

実は野村萬斉氏との対談目当てだったんですが(笑 ←もちろん「陰陽師」シリーズは大好きですが!)、その対談も面白かったし(映画の裏話とか、演技中のトリップや呪の話など)、あと夢枕獏さんの安倍晴明・源博雅の誕生秘話、特に源博雅に関する辺りも良かったです。博雅が実在の人物だというのは知ってたんですけど(とは言っても、以前あとがきか何かで読んだ程度ですが...)、実際に色々な逸話が残っている人物だったんですねー。博雅が無自覚の天才という辺り、なるほどなあという感じ。博雅自身は自分の能力に気付いていないけれど、晴明だけはは知っているから「博雅、おまえはすごい」という言葉が頻繁に出てくるんですね。なるほどー。
以前読んだ「七人の安部晴明」というアンソロジーは、いかにも晴明人気に便乗した感じがあったんですが、こちらは晴明の生きていた時代がぐっと身近に感じられる1冊でした。登場人物・作品詳解で、晴明と博雅の会話を読んでたら、またシリーズを読み返したくなっちゃった。(文春文庫)


+シリーズ既刊の感想+
「陰陽師-付喪神ノ巻」「陰陽師-生成姫」「陰陽師-鳳凰の巻」......ブログには感想がないので、よろしければLivreへどうぞ
「陰陽師 龍笛の巻」夢枕獏
「陰陽師 鳳凰ノ巻」夢枕獏
「『陰陽師』読本 平安の闇に、ようこそ」夢枕獏

+既読の夢枕獏作品の感想+
「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」夢枕獏
「シナン」上下 夢枕獏
(Livreに「猫弾きのオルオラネ」「羊の宇宙」「大帝の剣」の感想があります)

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『陰陽師』ができるまでを語ったコラムがあったり。 第1稿と第4稿を読み比べることで、映画『陰陽師 » Lire la suite

Commentaires(5)

夢枕獏の陰陽師シリーズ、大好きなんですよ。
この本、めちゃ読みたいです。
早速探してみます!

四季さんこんばんわ(^^)

マンガ版しか読んだことがないのですが、”晴明&博雅”コンビがなぜできたのか興味あります。探してきます~

>KOROPPYさん
わあ、KOROPPYさんもお好きなんですねー!
いいですよねえ、このシリーズ。
ゆったりと流れるあの空気感が何とも好きです♪


>ねあ。さん
私はマンガ版は読んだことないんですけど、人気ありますよね。
一説によると、原作本を読まなくてもいいほどだとか…?!
あ、でもこの本で原作の雰囲気もちょっぴり味わえますので、お楽しみに~(^^)。

こんばんは。
やっと入手したのでトラバさせていただきました。
冒頭の作品誕生秘話と、野村萬斎との対談がよかったです♪

KOROPPYさん、こんにちは!
やっぱりその2つがすごくいいですよね。
気に入られたようでよかったです(^^)。

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