「風の王国 月神の爪」毛利志生子

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「風の王国」シリーズ5冊目。唐の国から吐蕃(チベット)の王に嫁いだ公主が主人公の、史実に基づいた歴史物。(1~4巻の感想はコチラ
今回、とうとう翠蘭がソンツェン・ガムポ大王に会って、自分が世民の娘ではなく姪だと告白することになります。でもそこがクライマックスになるのかと思ったら違ったのでほっ... このシリーズを読み始めた時から、世民の実の娘じゃないっていうのがそんなに大問題なのか?とずっと思い続けてたんですよね。「偽公主」だなんて言うほどの問題じゃないでしょ。だってある意味、世民の実の娘っていうより凄いのに!(謎)
初登場のソンツェン・ガムポは、かなりの狸親父。でも決めるところは決めてくれました。なかなかいいですねえ。さすが大王の風格。この父親と一緒にいると、リジムが妙に子供っぽく見えてくるのが可笑しい♪ でもそれに引き換え、リジムの幼馴染の底の浅いこと... 仮にも王様の親友扱いなんだから、もうちょっと何とかしてもらえないですかねえ。なんでこんなヤツと仲が良かったんだ? 人を見る目がないとしか思えないぞ...っ。とはいえ、今回がシリーズで一番緊迫感があって面白かったです。
しかしこれで偽公主問題は一応解決してしまいました。これからどうするんでしょ。史実の通り突き進む? 単純に史実通りにはして欲しくないなあ。さて、どんな風に料理してくれるのやら楽しみです。(コバルト文庫)


+シリーズ既刊の感想+
「風の王国」1~4 毛利志生子
「風の王国 月神の爪」毛利志生子
「風の王国 河辺情話」毛利志生子
「風の王国 朱玉翠華伝」毛利志生子・増田メグミ
「風の王国 目容の毒」毛利志生子
「風の王国 臥虎の森」毛利志生子
「風の王国 花陰の鳥」毛利志生子
「風の王国 波斯の姫君」毛利志生子・増田メグミ
「風の王国 初冬の宴・金の鈴」毛利志生子
「風の王国 嵐の夜」上下 毛利志生子
「風の王国 星の宿る湖」毛利志生子

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