「運命の輪が廻るとき」朝香祥

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コバルト文庫から出ていた「かぜ江」シリーズの続編が、角川ビーンズ文庫から出てました。これは三国志を、孫策と周瑜の友情を中心に描いたシリーズ。コバルト文庫で三国志っていうのもすごいと思うんですが、これが意外としっかりとした作品なんですよね。しかも私の好きな周瑜が主役級で出てくるとあれば、やっぱりこれは読むしかないでしょう♪
ということで、2年半ぶりぐらいに読んだんですが... んんー、ちょっとパワーダウンかしら。話としては、コバルトの「約束の時」の直後から「旋風は江を駆ける」の直前辺りまで。あとがきを読むと、出版社を移して完全な続編を書くということで、かなり苦労されたみたいですね。確かにシリーズ物とはいえ、やっぱり角川ビーンズから出るのは初めてだから(しかもコバルトの方は絶版)、登場人物の紹介も最初からやりなおさなくちゃいけないし、シリーズのファンにもそれなりに読ませなくちゃいけないし、色々と大変なんでしょうね。でも、そういう迷いが作品に出てきてしまっているような...。直情型の孫策と冷静沈着な周瑜は相変わらずなんだけど、以前の熱さが感じられなかったのがちょっと残念。まだ本調子じゃないだけで、これからガンガン書いて下さるといいのですが!

この朝香さんの三国志は正史ベース。私が好きな北方三国志も正史ベース。「三国志演義」は実はそれほど好きじゃないし、やっぱりこれは、いつかはちゃんと正史を読んでみなくちゃいけないなあ。でも、正史はちくま学芸文庫から出てるんですけど、文庫なのに1冊1500円ぐらいするんですよね。しかも全8巻... うーん...(^^;。(角川ビーンズ文庫)


+シリーズ既刊の感想+
「運命の輪が廻るとき」朝香祥
Livreに、これ以前の全作品の感想があります)

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