「ヒトのオスは飼わないの?」米原万里

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ネコ6、ヒト2、イヌ1という家族構成の、米原万里さんの飼い犬、飼い猫エッセイ。
米原万里さんの本を読むのは初めてです。そもそもエッセイってあまり読まないですしね。エッセイも嫌いじゃないし、一時軽くハマってたこともあるんですけど、最近ではオススメされたり貸してもらったりしない限り、積極的には手に取らなくなっちゃいました。(これは!という作家さんのエッセイなら読みますが) というこの本は、母から回ってきた本。多分私が猫溺愛中だから貸してくれたんだろうと思うんですけど、母自身は動物と一線引くタイプ。なんでこんな動物大好き本を読んだのか不思議?。というのはともかく。
いやあ、面白かったです。この原稿を書いてる時の米原さんはロシア語会議通訳だったというのに、まるで本職のエッセイストみたい。嬉しくなったりワクワクしたり、ほろりとしてしまったり... 読みながら何度か吹き出しちゃいましたよ。読みながら思わず拳を握りしめてしまうオオバカ嫁の話(怒)のように胸が痛くなるような話もあるんですけど、最初に猫を拾った時の話や、そこに犬を連れ帰った時のこと、さらにモスクワ出張で一目惚れして連れ帰った猫のことなど、ほんといいんです。それにしても、モスクワの空港のあの愛想のカケラもないようなおねーさんたちが、別人のように愛想がよくなるなんて!(驚)
特に犬のゲンにまつわるエピソードもすごく良くて、もうゲンが大好きになっちゃいました。最初は誰が来ても吠えなかったゲンも、ある日を境に吠えるようになるんですよね。獣医さんの言うその理由がまたなかせるんです。
やっぱり動物はいいですね。という私も、今この文章を打ってる時点で猫が膝の上で寝ていて、しかも左手を枕にしてしまっているので、右手だけでタイピング中。普段よりも3倍ほど時間がかかります。でもいくら不便でも、追い払う気にはなれないんですよね。この温かさは何ものにも替えがたいです♪(文春文庫)


+既読の米原万里作品の感想+
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