「ミステリオーソ」「ハードボイルド」原りょう

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ハードボイルド作家・原りょう氏のエッセイ集。10年前に単行本で刊行されていた「ミステリオーソ」に、その後書かれたエッセイや対談、短編が加えられ、「ミステリオーソ」「ハードボイルド」という2冊の本になって再登場しました。「ミステリオーソ」に書かれているのは、原氏の自伝的なことと、ジャズ、そして映画の話。こちらにも本の話も入ってるんですが、本については主に「ハードボイルド」に収められてます。こちらは、読者として作家として、好きな作品や自分の作品について。

読む前は、本の話がメインの「ハードボイルド」の方が楽しめるかなと思っていたんですが、両方読み終えてみれば、ジャズ話が予想外に面白くて「ミステリオーソ」の方が好みでした。「ハードボイルド」もいいんですけど、ここで言及されてる作品って、ほとんどが翻訳物のハードボイルド&ミステリなんですよね。私の場合、ハードボイルドには元々それほど強くないし(レイモンド・チャンドラーもダシール・ハメットも「一応」読んだ程度)、最近はミステリから気持ちが離れ気味なので、本の紹介を読んでいても、「これ、読んでみたい!」にならなくて... いや、それは積読本が増えなくて幸いだったと言うべきかしら。でも沢崎シリーズのバックグラウンドが垣間見えて、楽しかったです。決して万人向けという感じのエッセイではないのですが、沢崎シリーズのファンならきっと楽しめるだろうなという作品ですね。(ハヤカワ文庫JA)


+既読の原尞作品の感想+
「愚か者死すべし」原りょう
「ミステリオーソ」「ハードボイルド」原りょう
Livreに「そして夜は甦る」「私が殺した少女」「天使たちの探偵」「さらば長き眠り」の感想があります)

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