「花空庭園」荒俣宏

Catégories: /

 [amazon]
"花のラファエロ"と呼ばれたルドゥーテの『バラ図譜』から高木春山の『本草図説』まで、古今東西のボタニカル・アートの粋をあつめた豪華な博物図譜。植物画の歴史、文学に現れたる花の数々、手彩画の美しさが満載。200点ものカラー図版による"白い花譜"と"黒い花譜"の饗宴... という本。(すみません、今回はamazonの紹介をコピペしてます)
荒俣さんがボタニカルアートを蒐集するきっかけになったのは、なんと澁澤龍彦氏の「フローラ逍遥」なのだそうです。「フローラ逍遥」を執筆しようとしていた澁澤大魔王(笑)に、何かそういった図版を持っていないかと訊ねられたのがきっかけだとか。しかし、いつか大魔王が第2の花の本を作る時に役に立てば... と蒐め始めたそのコレクションを、大魔王は見ることもなく他界。そして荒俣氏ご本人が大魔王に捧げるべくこの本を書かれたのだそうです。15年にも及ぶコレクション、さぞかしすごいんでしょうねえ。この本を書かれた後も増え続けているのでしょうか。実物を見てみたいなあ。
面白い薀蓄が色々とあったんですが、その中で一番びっくりしたのは妖精画。妖精がというのは、なんと闇の猥褻画で、特に某植物と一緒に描かれている絵を、貴婦人たちはポッと顔を赤らめながらご覧になったのだとか... 全然知らなかったです。もうびっくり~。(平凡社ライブラリー)


+既読の荒俣宏作品の感想+
「花空庭園」荒俣宏
「別世界通信」荒俣宏
Livreに「帝都物語」の感想があります)

| | commentaire(2) | trackback(0)

Trackbacks(0)

「花空庭園」荒俣宏 へのトラックバック一覧:

URL TrackBack de cette note:

Commentaires(2)

四季さん、お久しぶりです♪
これ、大好きな本なんです。
チューリップのページはとくに、すりきれるほど読んでます。笑
他の花図鑑よりうんと深くて楽しい!

今年、開催された岐阜の花博で荒俣氏に、HPの一部を監修していただいたのですよ。
四季さんにもみて頂こうと思ったのですが、そのファイルもう削除されちゃったみたいです。
残念。。。
怪物・荒俣氏…岐阜で化石の発見もされてらっしゃいます。
編集室でよく寝てらっしゃるということですので、収集物でいっぱいで、家には寝られる場所がないのかもですね。^^素敵です☆

picoさん、こんにちは!
わあー、picoさんが大好きな本だなんてなんか嬉しいです。
ほんと普通の花図鑑なんて目じゃないですよね。
ボタニカルアートも大好きなので、すっかり大切な1冊となってます(^^)。
チューリップもいいですよねえ。私も大好き。でも擦り切れるほど読んでるなんて凄い!
後でチューリップの章をもう一回読み返してみようっと。
あらら、岐阜の花博のサイトはもうなくなってしまったのですね… 残念です。
でもpicoさんにそう仰っていただけるだけで嬉しい♪
それにしても荒俣氏と一緒にお仕事してるなんて凄いですねえ。
また何かの折に荒俣氏のそういうお仕事が垣間見えるといいな~。

今年は、球根はいくつも買ったものの植える時間が全然なかったんです。
でも原種のチューリップの球根だけはかろうじて植えることができたんですよ。
とは言っても、プランターにぎゅうぎゅうと突っ込んだだけなんですが…(^^;
原種は初めてなので、どんな花が咲くのか楽しみです~。

コメントする(要JavaScript)

Note


MAIL FORMBBS

購読する ATOM


Powerd by MovableType4.24-ja
Copyright 2004-2011 四季. All rights reserved.