「魔州奇譚」1・2 神月摩由璃

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もう絶版になってる本だというのに、amazonには表紙の画像があるんですねー。びっくり。
去年、「幾千の夜を超えて」で感動してしまった神月摩由璃さんの、現代日本を舞台としたファンタジー。様々な鉱石を操る家系に生まれ、でもそのことをまるで知らずに育ち、自分の才能に気づいていない少年が、事件に有無を言わさずに巻き込まれることによって才能や素質を開花させていくという、かなり王道の展開です。
主人公は動植物に無性に好かれるという「みどりの指」を持ってるんですけど(植物だけじゃないんです)、でもここに登場する2つの家系の人間が操るのは、本来無機質なはずの鉱物。(操る石の中には、琥珀のような有機質の宝石も含まれているようですが) その2つって両極端なんじゃ? なんでみどりの指が必要なの? それに宝石を使ったファンタジーは嫌いじゃないけど、パワーストーン的な説明が入ってるのがちょっと安っぽい感じ... (これは2巻ではほとんどなくなってたので、読者が入りやすくするためだったのかもしれないですが) なんてちょっと文句も言いつつ... 2つの家の設定とか、登場する小道具は面白かったです。
でもそれも物語が完結してこそ。これは全3巻になる予定だったようなんですが、2巻までしか出てないんですよね...。次に読む「リュスリナの剣」も1巻だけなんだもんなあ。一旦読み始めたからには、最後まで読みたいなあ。(小学館キャンバス文庫)


+既読の神月摩由璃作品の感想+
「幾千の夜を超えて」神月摩由璃
「SF&ファンタジー・ガイド 摩由璃の本棚」神月摩由璃
「魔州奇譚」1・2 神月摩由璃
「花輪竜一郎さんの優雅な生活」「リュスリナの剣1」神月摩由璃

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Commentaires(2)

四季さん、こんにちはー。
順調に神月さんの本を読破されているんですね!
そうそうこの作品!一番いいところでぶちっと切れちゃってるんですよ!
いつ3巻が出るのかと、今だ諦めずに待ち続けてるんですけど(涙)。
キャンバス文庫のレーベル自体、いつの間にかなくなっちゃいましたねえ(遠い目)。

七生子さん、こんにちはー。
神月さんの本は4冊積んでて、読み惜しみしてたんですけど(笑)
えいやっと読んじゃいました。
でも… 完結してないのを知ってて読んだんですけど、やっぱり最後まで読みたーい!
石和と石動の関係とか、火夜王とか風守とか、気になることがいっぱいです。
ここで切っちゃうなんて殺生ですよねえ。せっかく面白くなってきたところだったのに!
今からでもいいから、3巻を書いて頂きたいです~。

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