「花輪竜一郎さんの優雅な生活」「リュスリナの剣1」神月摩由璃

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昨日に引き続きの神月摩由璃さん。
「花輪竜一郎さんの優雅な生活」は、ある時突然別の世界に放り込まれてしまった作家の花輪竜一郎さんのドタバタコメディ。交番ではケルベロスが居眠り中。牛丼の美濃屋では愛想の良いミノタウロスが牛丼を、隣の菓子屋には寡黙なゴーレムが人形焼を作っていて、ヒドラが交通整理をしてる交差点で信号代わりに出てくるのはチェシャ猫。ついふらふらと線路に飛び込みたくなるほど魅力的な、地下鉄の構内アナウンスは、おそらくセイレーン... となんだかもう笑っちゃうような世界。神話とかファンタジー作品のパロディになってるので、元ネタに詳しいほど楽しめそうな作品です♪
「リュスリナの剣」は、以前読んだ「幾千の夜を越えて」(感想)の中の物語をふくらませたもの。やっぱりこの世界は素敵です! 立て続けに4冊読んだ中では、やっぱりピカイチでした。ほんとこの世界観は素晴らしいー。でもこれも1巻だけで終わっちゃってて、この後は一体どうなったのやら、なんですよね。こんな世界を描けるのにそのまんまにしちゃうなんて勿体なさすぎ...。色々と事情はあるのかもしれませんけど、読者の立場から言わせてもらえれば、書くからにはどんなことをしてでも完結させて欲しいです。(ハヤカワ文庫ハィ!ブックス)

これで神月摩由璃さんの本は、「永遠(とこしえ)の護り」を残すだけ。でもまだ入手してないんですよね。異世界ファンタジーのようなので、ぜひ読みたいんですが... 古本屋を回って探さなくっちゃ。


+既読の神月摩由璃作品の感想+
「幾千の夜を超えて」神月摩由璃
「SF&ファンタジー・ガイド 摩由璃の本棚」神月摩由璃
「魔州奇譚」1・2 神月摩由璃
「花輪竜一郎さんの優雅な生活」「リュスリナの剣1」神月摩由璃

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Commentaires(4)

『リュスリナの剣』勿体ないですよねー。
日本人にもこんなファンタジーが書けるんだ!と思った作品でした。
もともと出版社に恵まれない作家さんではあるのですが,なんとか復活して欲しいなあと思います。
早川書房が昔みたく日本人作家の発掘に力を入れてくれればいいんですけど。
最近はミステリとかSFとか出版してくれませんから……。

四季さん、こんばんは。「ほんの保管所」の高です。
『リュスリナの剣』、本当に続きが気になりますよね。
日本はこういう異世界ファンタジーを書く方にとってはきっと冷たい世情なのでしょうが、そういうのが好きな読者としては哀しいものがあります。
『永遠の護り』は古本屋で入手して読みました。面白かったですよ。
そして逆に『幾千の夜を越えて』を探索中です。
お互いに早く見つかるといいですね。

>森山さん
ほんと勿体ないですよねえ。
衝撃度で言えば、最初に読んだ「幾千の~」の方が上だったんですが
でもやっぱりこの世界観はいいなあ、としみじみと思いましたよ。
こんなファンタジーを書ける作家さんを放っておくなんて、勿体なさすぎ!
ぜひとも復活して頂きたいでものですね。
今のハヤカワ文庫ならJAですよね。今からでも復刊… って無理なのかしら…
ああ、本当に勿体ないです。

>高さん
お久しぶりです!
確か高さんは去年のベスト本に挙げてらっしゃいましたよね?>「リュスリナの剣」
こういうお話は大好きだし、ほんとこの続きが気になります~。
ハリー・ポッターやハウルでファンタジーブームが盛り上がった今こそ
頑張って頂きたい作家さんなのですが…

わ、「永遠の護り」、面白かったですか! 早く読みたいな。
ほんと、お互いに早く見つかるといいですねえ。

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