「風の王国 河辺情話」毛利志生子

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風の王国シリーズ6作目。今回は完全に番外編。前々回ぐらいに吐蕃を去った尉遅慧が主人公。
てっきり本編とばかり思って読み始めたのでびっくりだったんですが、慧のその後は気になっていたので、今回のこの番外編はなかなか良かったです。でもねー、この方の作品は、いい意味で王道なのが魅力だとは思うんですが、「両親亡き後、姉と弟が2人で頑張っている塩商人の"官符"を狙った極悪商人の図」って、舞台を日本に変えればそのまま水戸黄門のエピソードとして通用するんじゃ...。(笑)
まあ、それでも相変わらず飄々としている慧はもちろん、悪役に狙われる姉弟も可愛かったし、慧に同行してる赤兎も悪役になりきれない人の良さや、今回初登場の案内人のカロンの愛嬌たっぷりなところが楽しかったですけどね。題名「風の王国」の「風」が一番良く似合うのは実は慧なのかな、なんて思えてくる1冊でした。次は本編が読みたいですが、たまには番外編もいいものだー。
そして毎回一番のお目当てにしてるチベットマメ知識(勝手に命名)、今回は塩と羊毛(カシミヤ山羊などからとれるパシュミナ)でした。チベットの塩湖、見てみたいー。しかし夏でも雪が降るとは、相当寒い場所のようですね。(コバルト文庫)


+シリーズ既刊の感想+
「風の王国」1~4 毛利志生子
「風の王国 月神の爪」毛利志生子
「風の王国 河辺情話」毛利志生子
「風の王国 朱玉翠華伝」毛利志生子・増田メグミ
「風の王国 目容の毒」毛利志生子
「風の王国 臥虎の森」毛利志生子
「風の王国 花陰の鳥」毛利志生子
「風の王国 波斯の姫君」毛利志生子・増田メグミ
「風の王国 初冬の宴・金の鈴」毛利志生子
「風の王国 嵐の夜」上下 毛利志生子
「風の王国 星の宿る湖」毛利志生子

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