「ペギー・スーiii 幸福を運ぶ魔法の蝶」セルジュ・ブリュソロ

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ペギー・スーシリーズの3作目。今回は、会ったこともない「ケイティーおばあちゃん」の家で夏休みを過ごすことになったペギー・スーの冒険物語。
この作品、これまでもファンタジーではあったんですが、3冊目になって、ずいぶん子供向けになっちゃったなあというのが正直なところ。今までにも魔法は登場してたんですが、それらはあくまでも非日常だったんですよね。今回、登場するケイティーおばあちゃんの村は、そのまんま魔女の村のような場所。雷が並外れて多いため、避雷針代わりのリンゴの木がいくつか植えてあって、そのリンゴの木に雷が落ちるたびに、その雷が実に蓄積されていたり(このリンゴの実は食べられないどころか、傷つけると爆発するのです)、村人たちは常に白い猫を撫でていて、それでストレスを吸い取ってもらっていたり。(ストレスを吸い取った猫は白からピンクへ、そして赤に変化、赤になったら溜め込んだストレスを発散させるために放すことになります ...白い猫をひたすら撫でてる村人たちは、まるで麻薬中毒患者みたい)
雲の上の場面や地底に降りていく場面は、それぞれ面白かったんですけど、もっと日常的な環境を中心の舞台に据えてこそ、という気もします。
お化けとの決着もついて、話は一段落。でもペギー・スーの冒険は、まだまだ続きそうです。(角川文庫)


+シリーズ既刊の感想+
「ペギー・スーi  魔法の瞳をもつ少女」セルジュ・ブリュソロ
「ペギー・スーii  蜃気楼の国へ飛ぶ」セルジュ・ブリュソロ
「ペギー・スーiii 幸福を運ぶ魔法の蝶」セルジュ・ブリュソロ
「ペギー・スーiv 魔法にかけられた動物園」「ペギー・スーv 黒い城の恐ろしい謎」セルジュ・ブリュソロ

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