「剣客商売」9~12 池波正太郎

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「剣客商売」、途中経過報告第3弾。(笑)
ほのぼのとしていた前回に比べて、今回は厳しい世情の変化がそこここに... 特に10巻。
このシリーズって、1冊ごとにそれぞれ7編ほどの短編が入っていて、1話ごとに一応話が完結しているんですが、10巻だけは短編同士の繋がりがとても強くて、むしろ長編と言った方がいいほどなんですよね。秋山大治郎の名前を騙って人殺しを繰り返す剣客が登場し、秋山父子、ひいては田沼意次を陥れようとする陰湿な陰謀が?! という話です。これまでにない緊迫感たっぷりでびっくりしたんですが、でもそろそろ田沼政権も終わりを告げる頃なのかあ、と時の移り変わりを感じてしまいました。秋山父子は別に田沼意次の権勢を笠に着てるわけじゃないし、何が起きようと大丈夫だと思うんですけど、でもやっぱり風当たりは強くなるんでしょうね...。うーん、その日が来るのがなるべく遅ければいいなあ。...そしてドキドキしながら11巻12巻を読んだんですが、まだこの2冊では特に風雲急を告げることもなく、ほっと一息。
以前ワルツさんが、この作品の男尊女卑に触れてらして、ああ、確かにそういう面があるよなあと思ってたんですが、この4冊では今まで以上に感じられたかも。1つずつは小さいんですけどね。どうせ女性は無駄口が多いですよー! なんて思いつつ... 小兵衛の奥さんの「おはる」もちょこちょこやられてます。でも彼女の料理はほんと美味しそう。いい奥さんなんですよね。今で言う癒し系? 「...ですよう」の口調も和みます。(笑)(新潮文庫)


+シリーズ既刊の感想+
お正月休みの間に読んだ本(7冊) (「剣客商売」1~4)
「剣客商売」5~8 池波正太郎
「剣客商売」9~12 池波正太郎
「剣客商売」13~16+α 池波正太郎

+既読の池波正太郎作品の感想+
「殺しの四人」「梅安蟻地獄」池波正太郎
「梅安最合傘」「梅安針供養」池波正太郎
「梅安乱れ雲」「梅安影法師」池波正太郎
「梅安冬時雨」「梅安料理ごよみ」池波正太郎

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Commentaires(6)

外伝「黒白」は、13巻の前後に読むのが適当だと(URL参照のこと)、7年前のぼくが申しております(笑)。

私のコメント出して下さって、光栄です。(ありがとー)
四季さんの、いつ読んでおられるのかと思うほどのペースに、速読術を身につけておられるのですねー!!(すごいです。)
これからの巻は、残り少ないとので、私は寂しさを感じながらも一気に読めたように思います。
13巻の「夕紅大川橋」は、オススメかな。
ノムラさんもおっしゃってますが、「黒白」、私も大好きです。

>b.k.ノムラさん
わ、7年前のノムラさんがそう仰ってましたか。(笑)
それなら、次は13巻ではなく「黒白」を読もうかな。
その理由、早速拝見させていただきますー! アドバイス、ありがとうございます。

>ワルツさん
なんだか毎回お呼びだてしてしまってるようで…(^^ゞ
コメントも勝手に出してしまってごめんなさい。でも反応してくださって、すごく嬉しいです!!
このシリーズはほんと読みやすくて、放っておいたらどんどん読んでしまうので、ブレーキをかけるのが大変ですー。(笑)
その分、最後の1冊になったら、きっと読み終えるのがすごく淋しいでしょうね。
1冊だけ残して、読めなくなっちゃったりして。(時々あります・笑)

「夕紅大川橋」はオススメですか。それは楽しみ!
b.k.ノムラさんのアドバイス通り「黒白」を読んでから、そちらにとりかかろうと思います(^^)。
(あ、「13巻前後」だから、どちらが先でもいいんですね)

私も剣客商売大好きです~(^^)
これを読んでいると何か美味しいもの(主に和食^^)が食べたくなってしまいますよね。
でも、シリーズとして完結してしまっているので何だか読み進めるのがもったいない気がして頑張ってストップしています。
人生何があるか分からないからやっぱり読める時に読んでおいたほうがいいかな?なんて思ったりもします(^^ゞ

みらくるさん、こんにちは。「剣客商売」いいですよね~。
たら本の「美味しそうな食べ物が出てくる本」の時に、「そうか、美味しそうなのか!」と思ったのが最初なんですが(笑)
ワルツさんとみらくるさんが楽しそうにお話してたのが、羨ましかったというのもあります。えへ。
ほんと、読んでると美味しいものを食べたくなりますね。
料理屋さんの食事はもちろん、おはるが家で作るものも、素朴ながらもすごく美味しそうなんですもん。
読み進めるのがもったいない気持ち、すごく分かります! 私もそうです!
でも、これを読んだら「剣客商売 包丁ごよみ」を読もうと思ってて、それもすごく楽しみなんですよね。
ちょっとずつブレーキをかけながら読んでますが、結局最後まで読んでしまいそうです。(^^ゞ

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