「12歳からの読書案内」金原瑞人監修

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しあわせは日々のなかの柊ちほさんのところで知った本。
うわあ、ほんと12歳の頃にこういう本が欲しかった~と思いました。国内作家の作品ばかり100冊集めたブックガイド。100冊紹介されてるうち、私が既読の作品は16冊だけで、知らない作品がいっぱいです。私が12歳だったのはかなり昔... なので(笑)、ここに紹介されてる本を、今から全部読もうとは思わないですが、例えば佐藤多佳子さん「しゃべれどもしゃべれども」「黄色い目の魚」、あさのあつこさん「バッテリー」、乙一さん「きみにしか聞こえない」、金城一紀さん「レヴォリューションNo.3」、梨木香歩さん「家守綺譚」、他にも森絵都さん、須賀敦子さん、荻原規子さんといった私も大好きな作品や作家さんが紹介されてるので、信頼度はかなり高いブックガイドなんじゃないかと思います。金原瑞人さんの他12人の方が選んでらっしゃるので、時々あまり好みではない本も入ってるんですが。
従来のブックガイドによくある、明治~昭和初期の文学作品は載ってなくて、比較的新しい作品ばかり。でもまず手に取りやすい作品ばかり載ってるというのが、すごく有意義なんじゃないかと思います。そういう文学作品に関しては、読むつもりなら他にも色んなブックガイドがありますものね。柔らかいものから硬いものまで各種取り揃えられてるので、どこか自分の入りやすい所が見つかりそう。私が中学や高校の頃には、YAなんてジャンルはなかったので、児童書からいきなり大人の本に移行する感覚。それだけでも今はいいなあと思うのに、あの頃、こういう本があったら、もっと世界が広がったんだろうなあ、なんてちょっと羨ましくなっちゃいます。
それにしても水村美苗さんの「私小説」まで入ってるのにはびっくり。あ、それより、石堂藍さんの「ファンタジー・ブックガイド」が入ってるのにはほんと驚きました...! この本に関しては金原さん自ら、「おお、やっと出たか! とにかく、この一言なのだ。ほぼ完璧なファンタジーのブックガイドが出たのだ。おそらく英語圏でもこれほどのものはないと思う」と書いてらっしゃるんですよ~。しかも「この上をいくガイドは、十年以上、出てきそうにない」ですって。なんだかそれだけで嬉しくなっちゃう。...って単純ですね(^^;。(すばる舎)


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「12歳からの読書案内 海外作品」金原瑞人監修

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Commentaires(2)

はじめまして。
沢山の本が紹介されていてとても参考になりました!昔は一人で本を読んで、一人で満足していたものですが、ネットがあると読書も幅が広がります。
ところで、もうご存知かもしれませんが、『レディー・ガンナー』の最新刊が4月に発売されるそうです。
『デル戦』の外伝はあまり期待しないように、と自分に言い聞かせてますが(でも楽しみで…)、『レディー・ガンナー』は素直に楽しみにしてます。

麻呂さん、はじめまして!
参考になっただなんて、嬉しいです~。
ほんとネットを始めると、どんどん幅が広がりますよね。
同時に積読本もどんどん増えるので要注意ですが…(笑)

わ、レディー・ガンナーの新刊が4月にですか!
ということは、下巻ですよね。ようやくなんですね~。
いや、全然知りませんでした。教えて下さってありがとうございます。
デル戦の外伝も楽しみですよね。
私も期待しすぎないようにと気をつけてはいるんですが…(笑)
どちらも読むのが楽しみですね(^^)。

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