「鳳挙の花嫁」森崎朝香

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呂朱桃は、綏国の国王・燿桂お気に入りの舞姫。ある日、朱桃は燿桂に呼ばれて、綏国の重臣と共に閃国に赴くことに。任務は、じきに閃王の座につくはずの巴翔鳳の人物を見極めること。燿桂と仙華の1人息子・燿環は見るからに暗愚であり、燿桂は自分の死後、綏国を閃王に託すことを考えていたのです。

中華風ファンタジーのシリーズ物3作目。(いや、4作目? シリーズ名は何なんだろう? 花嫁シリーズ?)
前2作が不調だったので、もう読むのをやめようかなと思ってたんですが、これが面白かった! 1作目以来のヒットじゃないでしょうかー。話自体も「雄飛の花嫁」と前作「翔佯の花嫁」の間の歴史を埋めるようなものだし、「翔佯の花嫁」で説明されないまま残されてしまった部分(あの性格も含めて)も、ここで綺麗に解き明かされていて大満足。「雄飛の花嫁」では若かった国王も今や64歳だし、巴飛鷹はそれより年上なので、もうおじいさんになってというのがちょっと悲しかったんですけどね... 巴飛鷹の妃となった珠枝は、10数年前に既に亡くなっていますし。(でも閃にある廟のシーンが素敵)
森崎さんはあとがきで「ハッピーエンドとは言いにくい結末」と書いてらっしゃいましたが、これはある意味きちんとハッピーエンドになっているのでは? 「翔佯の花嫁」での展開も既に分ってるし、十分希望が持てるラストだし。でも、色々とすっきりしたのはいいんですけど、やっぱりこちらを先に出版した方が良かったんじゃ...?と思ってしまいます。そしたら「翔佯の花嫁」もきっともっと面白く読めたでしょうに... うーん、勿体ないですね。(講談社Xハート文庫)


+シリーズ既刊の感想+
「雄飛の花嫁」「天の階」森崎朝香
「翔佯の花嫁 片月放浪」森崎朝香
「鳳挙の花嫁」森崎朝香

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Commentaires(2)

四季さん、こんばんは!
わたしもコレは既に読んでいました~。(感想書いてないけど(笑))
まさに溜飲が下がる思いとは、このことですかね。
前作が不評だったので、恐る恐るだったのは四季さんと同じですが(笑)、意外に面白かったので良かったです。
甘々のハッピーエンドではないけど、でも…この展開なら許せるって感じの…ある意味、いい終わり方でしたよね。
飛鷹がおじいさんなのは想像するだけでも残念だけど(笑)、翔鳳もカッコいいからな、まぁいいかって(爆)。
次もやっぱり『花嫁』なんだろうなぁ。
ナンダカンダ云って、多分読んでるような気がします(笑)。σ(^o^;)

未明さん、こんにちは~。
おお、読まれてたんですね。今回、良かったですよね!!
前回のもやもやがすっかり晴れてくれてすっきり!でした。
まさかこんなエピソードが隠れていたとは思いもよらず…
あのままやめちゃわないで、読み続けてほんと良かったです。
うんうん、最後もいい終わり方でしたよね。
甘々のハッピーエンドよりも、むしろこの作品には合ってたような♪

飛鷹はきっと本当はよぼよぼだったんでしょうけど(笑)
でも廟のあの2人の姿があったから許しちゃう!(何を偉そうに)
そうそう、仙華は相変わらずでしたねー。
10代の小娘なら可愛いけど、あそこまでいってもあれじゃあ
ちょっと引いてしまいますね。(笑)

うん、私も次は読むと思います。ていうか、楽しみです~。

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