「異星から来た妖精」S.L.エングタール

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アンドレシアと呼ばれる惑星に問題が起こり、探査隊が派遣されることになります。アンドレシアは、まだ幼年期の文明にある惑星。その豊かな資源に目をつけた、まだ若い文明の「帝国」の探検隊が、新たにここを植民地にしようと見事な森林地帯をパワーショベルで切り拓いていたのです。探査隊の任務は、自分たちの存在を悟らせずに、アンドレシアから帝国軍を撤退させることなのですが...。

木樵りの青年たちが出会った「仙女」が、実は他の惑星からやってきた異星人だった?!という設定が面白い作品。各地に伝わるおとぎ話に登場する妖精や何かも、実は宇宙人だったのか? なんて思ってしまいそうになる説得力です。でもこの話、高度な発達を遂げた文明の下で教育を受けてるエレーナという少女の視点から書かれていくのがネック...。エレーナは、自分の属してる文明が高度だからといって、アンドレシアや帝国を見下してるんですよね。アンドレシアの原住民の青年の方が、本質的な意味では彼女よりもずっと賢いのに! まあ、彼女の成長物語という意味ではそれでいいんでしょうけど、知識は持ってても、本質的に頭の悪いエレーナには終始イライラ。エレーナじゃなくて、作者の「神の視点」から書いてくれたら、もう少し楽しめたかもしれないのに。それに彼女の視点からだとファンタジーというよりSF。やっぱりSFは苦手だわ... ツラかったです。(ハヤカワ文庫FT)

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