「小鳥たち」アナイス・ニン

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自分の元に集った貧乏芸術家たちに現金収入を得る必要が出てきたアナイス・ニンが、ヘンリー・ミラーの勧めで、好事家の老人の注文に応じて書き始めたエロティックな小品13編。匿名で書かれていた作品は、死の間際にアナイス・ニンの正式な作品として認められたのだそう。

結構エロティックなんですけど、女性らしい繊細な描写で描かれているので、男性作家が書いた時のような直接的な生々しさは全然なし。どこか遠くの出来事という感覚で読める作品集です。これを読んでる時に思い出したのが、長野まゆみさんの「雨更紗」。あの雰囲気にどこか似ているような気がします。
こういったエロティックさが、果たして注文主の老人を満足させたのかどうかは、かーなり疑問なんですけど...(笑) アナイス・ニンが書いたというところに意義があったのかしら。私自身は結構好きです。アナイス・ニンのほかの作品はどんな感じなのか、興味が湧いてきました。日記が読んでみたいなあ。(新潮文庫)

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