「レス・ザン・ゼロ」ブレット・イーストン・エリス

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大学が冬休みに入り、4ヶ月ぶりでニューハンプシャーからロサンゼルスに帰ってきたクレイ。両親は別居中で、家にいるのは母親と2人の妹。毎日のようにコークできめて、友人らとパーティーに繰り出すクレイの日々を描いた作品。

昨日は村上春樹作品かと思ったら、こちらはまるで、村上龍さんの「限りなく透明に近いブルー」! でも「レス・ザン・ゼロ」が発表された当時、アメリカでは衝撃的だったらしいんですが、「限りなく透明に近いブルー」が発表されたのは1976年。「レス・ザン・ゼロ」は1986年。こちらの方が10年も後なんです。それを考えると、「限りなく透明に近いブルー」って、世界的に見ても早かったんですねえ。

ここに描かれているのは、80年代の西海岸の、セックスにドラッグにパーティ三昧の、虚無的で退廃的な日々。プールがあるのが当たり前のような裕福な家に生まれ育ちながらも、全てにおいて投げやりで無軌道な若者たち。常に他人と一緒にいなければ時間を潰すこともできないような彼らなのに、他人と本質的に関わることは避けていて、あくまでも表面的なつきあいだけ。
んんー、悪くはないんでしょうけど...
私はやっぱり「限りなく透明に近いブルー」の方が格上のように思いますね。先に出会ったのがそちらだったというのも大きいのかもしれないですが。...どちらにしても、アメリカの若者の無軌道な話って、あんまり好きじゃないんですよね(^^;。(ハヤカワepi文庫)

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Commentaires(5)

うへ・・・
かなり・・・いや・同時代・こんな・
ほとんど・・・いっしょ・・な・・生活
コンドミニアム・・マリブ・・・いえねー!

カフェカジノって、結構美味しかったよ♪(^^)

思い出した!当時のおバカ日本人留学生
の生活を赤裸々につづったアンサー小説?
「モアザンゼロ」を執筆しようと思っていたけど
一体全体何人のお金持ちのご子息に訴え
られるのか?恐ろしく成って、断念した
経緯が…(あはは((乾笑

ま、俺も親父のゴールドカードとか、切り
まくりんぐな、アホでしたが...(汗)

わー、同時代。(笑)
師匠ってこういう生活に馴染むの、ものすごく早そうですよね。
しかも一度無軌道生活を始めてしまったら、突っ走っちゃうタイプ…(笑)
こういう生活を送ってる姿、すっごーーーーく目に浮かびますよ。いやですねえ、ボンボンは。(笑)
私の周りには、なかなか現れないタイプです。

「モア・ザン・ゼロ」も、ちょっと読んでみたかったですけど
(そりゃ知り合いが書いてるとなれば、話は別です!)
今からじゃあ、ちょっと無理ですかねえ?(笑)

ええと、こういう若者たちって、死ぬまでそのまんまなんですか?
それとも、ある日突然我に返ったりするんですか?(しなさそうだけど…)

マジレスすると(笑)流石に帰国してからは…

で、渦中にいた時は、それが全てだと思えた
事も時間が経つとアレはひとつの通過儀礼
だと思えたり。。。

ちなみに当時、中途半端な事をしていた連中
は、未だに色々と引きずっているみたいで、
何事もエリック・クラプトンみたくとことんやる
べきかと・・・

でもって、モア・ザン… に関しては一応
うちの親父が、お隠れになったあたりを狙って
いたりするのも、事実だったり(オイ...)

だってー4年間でカードだけで700万円とか
使って、そのほとんどがジャパニーズ寿司
に使いましたなんて、いえねーいえねー!
ここで逝っちゃっているけどね。。あは。(^^)

やっぱり普通はそのままいっちゃうんですね。
そうですよねえ、だって抜け出す必要もきっかけもないもの。
特に、同じような環境の人間と結婚したりなんかしたら尚更。

師匠はそこで帰国して良かったですね。
そういうのでもなければ、今頃も絶対やってるはず。(笑)
でも、抜け出してこその、通過儀礼ですもんね。
クラプトンだって、ドラッグで死んだりしなくてほんと良かったですよー。

えーっ、4年間にジャパニーズ寿司で700万円?!
それは… うわー、知ったらお父さん泣くでしょうねえ。
いや、ある程度は想像はしてるかも?(笑)
とは言っても、やっぱりそれは知らない方が幸せかと…
言わないのも一種の親孝行ですね。(笑)

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