「すべての美しい馬」コーマック・マッカーシー

Catégories: / /

 [amazon]
1949年。祖父が亡くなり、牧場が人手に渡ってしまうことを知った16歳のジョン・グレイディ・コールは、親友のロリンズと共に牧場のある町を出ることに。2人は馬でメキシコへと向かいます。途中で彼らが出会ったのは、一見してすごい馬だと分かるような馬を連れたジミー・ブレヴィンズ。ジョン・グレイディはジミーを突き放すこともできず、3人は一緒にメキシコを目指すことに。

しばらく国内作家さんの作品が続いてたんですけど、図書館の予約が回ってきた本も一段落。またepi文庫を仕入れて来たので、海外作家さんの作品に戻ります。
ということで、これは全米図書賞、全米書評協会賞などを受賞し、愛好者の熱狂的な支持を受けた作品とのことなんですが...
うーん、ものすごく読みにくかったです。英語の文体が特殊だそうで、それをそのまま日本語で表すためにと、ろくすっぽ句読点のない長い文章が延々と続くんです。句読点がなくても舞城王太郎作品みたいなパワーがあれば面白い味が出るんでしょうけど、これは読みにくかったですー。会話文には「」がないし、メキシコ人との会話にスペイン語が沢山登場して気が散っちゃう。(ついつい単語の意味を頭の中で確認したり、発音したくなっちゃうので) その上、読んでいても、なかなか状況が見えてこないんです。特に冒頭はもうほんとワケが分かんなくて、読み始めてすぐに、こっくりこっくりしてしまいました...(^^;。
この作品が発表されたのは1992年。確かに、たかだか15年ほど前の作品とは信じられないほど、「カウボーイ」がまだ生き残っていた当時の雰囲気を伝えてくれる骨太な作品だし、ハイウェイを車が疾走する横を2人の青年が馬で旅をする図も面白いんですけど... 読んでいても一向に絵が浮かんでこなかったです。うーん、残念。(ハヤカワepi文庫)

| | commentaire(0) | trackback(1)

Trackbacks(1)

「すべての美しい馬」コーマック・マッカーシー へのトラックバック一覧:

URL TrackBack de cette note:

これもハヤカワepi文庫、第1回配本のうちの1冊。ハヤカワというと、ミステリーという言葉に結びつける向きも多いと思うが、早川書房は、単行本でかなりの文学作品を翻... » Lire la suite

コメントする(要JavaScript)

Note


MAIL FORMBBS

購読する ATOM


Powerd by MovableType4.24-ja
Copyright 2004-2011 四季. All rights reserved.