「いちばんめの願いごと」森絵都

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24歳だった頃の森絵都さんのエッセイ。全編恋のことばかり。そして森絵都さんの体験からの言葉ばかり。高校のクラスメートだった彼への初恋から、半年後にそれを失ったこと、どうしても意地ばかり張ってしまう話、そんな初恋を経験する前の詰まらなかったデートの話、そして「無人島幻想」などなど。
「どんなに辛い恋だって、何年かたてば笑い話になるもんだ」と言い古された言葉を嘘だと言い切り、「がんばれ。」と言う言葉には、森さんの実体験としての重みがありました! 高校生ぐらいの女の子なら、かなり励まされるのではないでしょうか~。そしてこういう風に自分の学生時代のその時々の気持ちを鮮明に覚えているからこそ、今の森絵都さんの作品があるのですね。「リズム」も「ゴールド・フィッシュ」も「DIVE!!」も「アーモンド入りチョコレートのワルツ」も「カラフル」も他の作品も、こういう森絵都さんが書いてるんだなあって、しみじみと感じます。普段の小説とはまた違う、それでいてやっぱり同じ人なのだと納得できる、森さんの素顔が見えてきました。とても爽やかで清々しいです。(大和書房)


+既読の森絵都作品の感想+
「いつかパラソルの下で」森絵都
「にんきもののひけつ」「にんきもののねがい」「にんきものをめざせ!」「にんきもののはつこい」森絵都
「あいうえおちゃん」「流れ星におねがい」森絵都
「ぼくだけのこと」森絵都
「いちばんめの願いごと」森絵都
「屋久島ジュウソウ」森絵都
「風に舞いあがるビニールシート」森絵都
「アーモンド入りチョコレートのワルツ」森絵都
Livreに、これ以前の全作品の感想があります)

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