セント・セシリア(薔薇)@百花繚乱@No.035

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st_cecilia01.jpg音楽と音楽家の守護聖人から名前を取ったというセント・セシリア。イングリッシュ・ローズです。ディープカップで咲き始めた花は、最初はアプリコット色なんですが、そこから徐々に色あせて、白に近い淡いピンクになります。左の写真は、咲き始めてから数日後、丁度中間ぐらいの状態。アプリコットの時は、なんとなく花びらがしっかりとしているというイメージなんですが、少し時間が経つとこんな感じで花びらがふわふわと柔らかくなってきます。このひらひら感が好きなんですよねー。
右の写真は、花を後ろからみたところ。こちらから見ても、ふっくらしていて可愛いでしょう? 現代薔薇はよく知らないんですが、オールドローズやイングリッシュローズには、後ろから見ても可愛い品種が結構多いです。st_cecilia02.jpg

香りも良くて、部屋に飾ると部屋中が良い香り。この香り、本によると「強いミルラ香」だそうなんですが、本当のミルラ(没薬)とはまた違うんだそうです。没薬といえば、東方の三博士がイエス・キリストに捧げた3つの贈り物のうちの1つ。インドから南アラビア、東アフリカ、マダガスカルに分布する、ある樹木から分泌される樹脂のことで、古くから香として焚いて使用されていたのだそうですが... どんな香りだったんでしょうね。そして三博士が贈り物にしたのは黄金、乳香、没薬の3つ。そして乳香も、没薬と同じく木の樹脂で、焚いて香として利用されきたのだそう。こちらの香りも気になります。

Wikipediaの「東方の三博士」の項によると、黄金は王権の象徴、乳香は神性の象徴、没薬は将来の受難である死の象徴とのこと。そして黄金を捧げたのが青年の姿のメルキオール、乳香を捧げたのが壮年の姿のバルタザール、没薬を捧げたのが老人の姿のカスパールとあるんですが... 聖書には、ここまでの記述はないんですよね。しかも他の情報によると、どうやらそれぞれに人種も違うらしい... こういうのって、いつどこで決まったのかしら? 原典が知りたいなあ。

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Commentaires(5)

三博士、おもしろいですね~。
役割としては、星使いの安部晴明みたいなものなのでしょうか?
死の象徴である強いミルラ香、きになります。
東方からきた香りというので、ビャクダンとかに近いのでしょうか。
きになります。

セント・セシリア!なんとかわいらしいのでしょう。
ふわふわ。
芍薬のようですね。
というか、芍薬がバラのようなのかもですね。

再び、picoです。こんばんは!

今、ふときづいたのですが。
今日、ダヴィンチコードを観てきたのですが。
(本は、未読です)
“薔薇の下にて眠る”の、捧げられた薔薇は、このミルラ香のする薔薇なのでしょうか?
あの薔薇は、何という種類なんだろう???と思っていたんです。
なんだか、その謎が解けたような気がします!
四季さん、すごいっ!!!

ただ、聖母マリアを象徴するのは、白薔薇だと思ったのですが、赤薔薇がかかげらえてたんですね。
マグダラのマリアだから、赤???
このあたりの謎は、本を読めばわかるのかしら。きになります。
最近、映画に薔薇がでてくると、その薔薇の意味とか考えすぎちゃって・・・(笑)
植物も、歴史があると、妙な力を持つのがおもしろいな~と思う今日このごろです。

「新世紀エバンゲリオン」の中でも合議制自立型コンピュータ・マギが出てきます。
やはり、メルキオール・バルタザール・カスパーの3つの人格のAIコンピュータです。
科学者・母・女の人格ですが。
ウイルス型の使徒に侵食され、自爆指令を出そうとするが、ウイルスからのコントロールを取り戻そうと人間が努力し、最後に女の人格だけが侵食されずに残るという話でした。
ちょっと、考えさせられました。

>picoさん
あ、確かにそうかも。>安部晴明
でもって、安部晴明は1人3役でもこなせちゃうから凄いですね。(笑)

セント・セシリア、可愛いでしょう? うんうん、芍薬のふわふわ感と共通しますね。
芍薬の花も大好きなんですよ。我ながら分かりやすい好みです。(笑)

「ダヴィンチ・コード」、映画を観られたんですねー。面白かったですか?
私は、本を読んでいた時は、それなりに面白く読んでたはずなんですけど
どうも読後に何も残らないタイプの作品だったようで、実はほとんど印象に残ってないんです…
残ってるのは、インディ・ジョーンズ的なジェットコースター作品だったなあってとこぐらい(^^;。

聖母マリアに赤薔薇は似合わないし(やっぱり白百合ですよね~)
赤薔薇は、やっぱりマグダラのマリアだからかも…?

“薔薇の下にて眠る”に、ミルラの香りのする薔薇というのは、ぴったりですね。
エジプトのミイラにも没薬が使われてたというし、
(「ミイラ」の語源は「ミルラ」から来ているという説もあるそうです)
きっと欧米では、死のイメージも結構強いのかもしれないですね。
でも赤い薔薇でミルラの香りがするというのはあまり知らないんです。
イングリッシュローズだと、ミルラ香はピンクばかりだし、
パッと調べた程度では、ジプシーボーイぐらいしか出てこなかったです。
http://www.diy-town.co.jp/cgi-bin/rf/091704.cgi?sline=97&print=1&keys2=94&tid=list3
何の薔薇が使われてたのか、気になりますねー。
その部分だけ、映画を観たいぐらいです。(笑)
(なんか的外れなことばかり書いててごめんなさいー)

>スティングレイさん
へええ、そんなのがあるんですか!>合議制自立型コンピュータ・マギ
そういうところにも名前が使われているということは、やっぱり三博士の名前は浸透してるんですね。
ヨーロッパでは「東方三博士の日」なんていうのもあって(1月6日)
子供たちが三博士の扮装をして練り歩いたりするんだとか…
黒人の若者と、壮年の白人、初老のアラブ人だそうです。(笑)
「エバンゲリオン」では、科学者・母・女の人格ですか。そういうのも面白いですねえ。

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