「ラーマーヤナ」ヴァールミーキ

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アヨーディヤーに住むダシャラタ王の第一王子・ラーマは、16歳になると賢者ヴィシュヴァーミトラの元で修行し、その後ミシラーのジャナカ王の娘・シータと結婚。しかしラーマが王位を継ぐことになった時、それに嫉妬した次男・バラタの母・カイケーイー妃とその召使女・マンタラーの陰謀で、14年もの間王国を追放されることになってしまいます。国を離れるラーマに従うのは、妻のシータと弟のラクシュマナ。しかしそんなある日、シータが羅刹ラーヴァナに攫われてしまい...。

1980年に出た本だというのに、アマゾンにもBK1にもデータがみつからない! 先日レグルス文庫版を読んだ時に、あまりの抄訳ぶりにがっくりきてたら、picoさんがこんな本もあるよと教えて下さった本。河出世界文学大系という全集の中の1冊です。図書館にあったので、早速読んでみました。
でも同じ「ラーマーヤナ」でも、レグルス文庫版とはちょっと違っていてびっくり。レグルス文庫はただの抄訳版かと思っていたんですけど、確かに全体的にはこちらの方が断然詳しいんですけど、そうではなかったのかしら? まず作者のヴァールミーキについても、こちらの本では最初から詩歌にすぐれた聖仙人とされてるんですけど、レグルス文庫版では、最初は盗賊だったヴァールミーキが心を入れ替えて修行し、霊感を得て詩を作るようになるまでのくだりがあるんですよね。物語の終盤も、結果的に起きたことは同じでも、なんだかニュアンスがどうも違うような... 不思議だ。あ、でも、やっぱりこっちの方が断然詳しいし、読み応えがありました。こちらの方が、枠物語という部分が前面に出ていたレグルス文庫版よりも、もっと純粋に王子ラーマの物語という感じがします。(河出書房新社)


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Commentaires(2)

四季さん、おはようございます。
盗賊から転身して、霊感を経て詩人。
と、詩歌にすぐれた聖仙人。
ですか?不思議ですね~。
やはり、両方、読んでみたいです。

picoさん、こんにちは~。
河出世界文学大系の方は、盗賊云々の辺りを省略してるのかも。
抄訳ってほどでもないと思うんですけど、どこか痒いところが残ってるような微妙な感じがあります…(笑)
それを言ったら、レグルス文庫はモーレツに痒いんですけど!(痒い痒いって全く(^^;)
あ、全体的には、河出世界文学大系の方がお勧めですよ。満足感が全然違いますし~。
picoさんのおかげで読めて良かったです。感謝感謝。ありがとうございます~。

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