「レキオス」池上永一

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天久開放地の地中から突然現れた女に、タンクローリーは電柱にぶつかって炎上し、偵察命令を受けて普天間基地から飛び立ったヘリコプター2機は、ミサイルを発射するものの、逆に女によって破壊されることに。その女が目をつけたのは、黒人との混血の高校生の少女・デニスでした。女はデニスの夢に現れ、デニスに乗り移ります。一方、翌日の天久開放地に視察にやって来たのは、キャラダイン中佐と日系のヤマグチ少尉。キャラダイン中佐には、天久に眠る力を目覚めさせて捕獲する極秘計画があったのです。

いやー、何だったんでしょう、この話は...。「風車祭」で、池上永一さんの想像力と展開の飛躍、破天荒ぶりには多少慣れてたつもりでしたが、これはまたもう一段階進んでました。デフォルトが怪獣パニック映画のようなものですね。1ページ目から圧倒的な迫力。時間的、空間的な制約も、この方の作品の前では意味がないのでしょうか。沖縄という土地が潜在的に持っている問題にも触れつつ、作品はその枠を遥かに超えていきます。
ただ、圧倒的な力技に巻き込まれるようにして読んだものの、結局何だったんだと聞かれると、答に困ってしまうんですよね。読み終えた瞬間、何が起きていたのか忘れてしまうような部分もあって、これは感想に困ってしまう...。面白かったんですけどね、多分。(多分て) いやあ、凄かったです。 (角川文庫)


+既読の池上永一作品の感想+
「レキオス」池上永一
Livreに「バガージマヌパナス」「風車祭(カジマヤー)」「あたしのマブイ見ませんでしたか」の感想があります)

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