「アブホーセン 聖賢の絆 古王国記III」上下 ガース・ニクス

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タッチストーンとサブリエルは巧妙に古王国の外におびき出されている間に、武装した集団に襲われます。投げつけられた手榴弾が炸裂。一方、サメスとライラエル、不詳の犬と白猫のモゲットはアブホーセンの館にいて、周囲を仮面のクロールや何百もの奴霊に取り囲まれていました。2人と2匹は、館の井戸から外に脱出し、ネクロマンサーのヘッジに操られているニコラス・セイアーを助けるために紅の湖へと向かうことに。

古王国記シリーズの第3作。最終作です。
「ライラエル」では、ただのお荷物だったサメス王子も、ここに来てようやくしっかりと動き始めて、前巻感じていた苛々も解消。とても面白く読めました。が、物語の展開の速度が速まった分、1作目「サブリエル」の時に感じていたような重厚さが薄れてしまったような気も... せっかく今どきのファンタジーと少し違う独特な雰囲気だったのに、ちょっと残念。
でもやっぱり面白かったです。今回嬉しかったのは、1作目の時からとても興味のあった冥界についてじっくり書かれていたこと。やっぱりこのシリーズは、こういった描写がいいですねー。7つの銀のベルで敵と対峙する場面も良かったし。結局分かったような分からなかったようなといった感じで謎が残ってしまった部分もあったんですけど、これはこのままなのかしら? まあ、いいんですけどね。またこの世界を舞台にした話を書くつもりがあるのかもしれないなあ。(主婦の友社)


+シリーズ既刊の感想+
「サブリエル 冥界の扉 古王国記I」上下 ガース・ニクス
「ライラエル 氷の迷宮 古王国II」上下 ガース・ニクス
「アブホーセン 聖賢の絆 古王国記III」上下 ガース・ニクス

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Commentaires(4)

こんにちは。
ぜひ続きを書いてほしいですね。
ライラエルとニックは、将来きっと結ばれるのではないかと思います。
私の気に入りキャラはなんといっても「不評の犬」です。

木曽さん、こんにちはー。
あ、そうですよね、私も結ばれると思います。>ライラエルとニック
でもその2人の続編となると、また何か騒ぎを起こさなくちゃいけないので
(せっかく落ち着いたところなので、勿体ない気がしてしまいます・笑)
古王国の成り立ちとか、チャーター魔術の誕生とか、
殲滅者とチャーター聖賢の戦いとか、そういう古い部分が読みたいです、私。
不評の犬のことももっと知りたかったし~。(私もこの犬はお気に入りでした♪)
この世界観は、これで終わらせてしまうには惜しいですよね!

 こんにちは、はじめまして。個人的に大好きな本の感想でしたので、嬉しくなっての書き込みです。
 『古王国記』の続きですが、翻訳はされていませんけれど、"Creature in the Case"というタイトルの短編が海外では出版されています。
 主人公はあのニコラス!『アブホーセン』より少し後のお話になりますね。

 チャーターの生い立ちなど、物語の根底にあるような古い物語は私も読んでみたいです。でも作者は他のシリーズで忙しそうなんですよね、残念です。

ふぇるねさん、はじめまして! 書き込みありがとうございます。
なんと、ニコラスメインの短編があるとは… 全然知りませんでした。
そのうち日本語に訳されることもあるのかしら…
でも原書は随分薄い本みたいだし、そのままでは難しいかもしれないですね。
文庫化の時に、一緒に入れてくれれば良かったのにー。(そんな簡単にはいかないんでしょうけど)

教えて下さってありがとうございます。もし入手できたら、読んでみたいです。^^

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