「ティーパーティーの謎」「800番への旅」「ベーグル・チームの作戦」カニグズバーグ

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カニグズバーグ3冊。カニグズバーグの作品は以前から全部読みたいと思ってたんです。でも以前「エリコの丘」を読もうとした時に、小島希里さんの訳文ではどうしても読み続けられなくて挫折、金原瑞人さんが全面的に手を入れたという改稿版でようやく読めたという経緯があったんですよね。「ティーパーティーの謎」「800番への旅」も全面改稿になるという話だったので、それを待っていたら、知らないうちに出てましたー。(アマゾンには未だに改稿版の情報が入ってないんですが、今店頭に並んでるのは全部共訳のはず) そして松永ふみ子さん訳の「ベーグル・チームの作戦」も岩波少年文庫から出てたので、こちらも合わせて読むことに。

...と読み始めたんですが...
全面改稿になってるはずなのに、やっぱりどこか読みにくいー。「ティーパーティーの謎」なんて、「クローディアの秘密」に次いで2度目のニューベリー賞受賞作品だというのに、そこまでいいとは思えなかったのは、やっぱり訳文のせいなのではないかしら。なんか文章が尖ってて、読んでいてハネつけられるような気がするんですよね。でも「エリコの丘」も金原瑞人さんの手が入って格段に読みやすくなってたので、その前はもっと読みにくかったんでしょう、きっと。アマゾンのレビューでもボロボロに書かれてるし、こんなに評判の悪い訳者さんも珍しいですね。それに比べて、松永ふみ子さんの訳の「ベーグル・チームの作戦」の読みやすいこと!

カニグズバーグの作品はごくごく現実的な物語ばかり。登場するのは、おそらく平均的なアメリカの家庭の少年少女たち。勉強の成績の良し悪しはともかく、日頃から色々なことをきちと考えている賢い子たち。そしてちょっと気の利いた大人がちょっぴり。こんな大人が身近にいたら、ちょっと斜に構えた子供でも、大人になるのも悪くないよねって思えそうな感じ。そして、そんな彼らを描くカニグズバーグの目線がまたいいんですよね。やっぱりカニグズバーグの作品は全部読もう。岩波少年文庫で全部出してくれるといいな。(岩波少年文庫)


*既読のE.L.カニグズバーグの感想*
「クローディアの秘密」「エリコの丘から」E.L.カニグズバーグ
「魔女ジェニファとわたし」E.L.カニグズバーグ

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