「真実(ヴェリティ)の帰還」上下 ロビン・ホブ

Catégories: /

  [amazon] [amazon]
徐々に人間らしさを取り戻すフィッツ。しかしその頃、リーガルは王として即位、新たに王都となった内陸の町・トレイドフォードに君臨していたのです。ブリッチたちと別れたフィッツは、ナイトアイズと共にトレイドフォードを目指して旅を始めます。

ファーシーアの一族シリーズ第3弾。
いやー、面白かった。フィッツの薄幸ぶりはここに来てますます全開。フィッツが1人で背負わなければならなかったもの、そして諦めなければならなかったものが大きすぎて、もう痛々しいとしか言いようがないんですが、それでも引き込まれて読みました。雪だるま式の不幸な物語は好きじゃないんですけど、この作品の場合、どこか乾いているから読みやすいのかも。
これまで一番気になる人物は道化だったんですが、この道化のこともかなり分かってびっくり&面白かったし、ヴェリティ王子が探索に行った先、山の王国を越えた先の未踏の地の描写がまた幻想的で良かったです。技の道や黒い柱、夢の中の世界のような不思議な町の情景、そして石の像。うーん、いいなあ。そして最後はなんとか収まるべきところに収まってほっとしました。これはあんまりハッピーエンドとは言えないのかな? でも私としては、物語の雰囲気とも合っていたし、なかなか良かったのではないかと思っています。
「騎士の息子」「帝王の陰謀」「真実の帰還」の3部作で、とりあえずシリーズの第1部は終了。そして2部3部もあって、それぞれに3部構成になってるようです。今後のシリーズでも、まだまだフィッツと道化が登場し活躍するようなので楽しみ。(創元推理文庫)


+シリーズ既刊の感想+
「騎士(シヴァルリ)の息子」上下 ロビン・ホブ
「帝王(リーガル)の陰謀」上下 ロビン・ホブ
「真実(ヴェリティ)の帰還」上下 ロビン・ホブ

| | commentaire(0) | trackback(0)

Trackbacks(0)

「真実(ヴェリティ)の帰還」上下 ロビン・ホブ へのトラックバック一覧:

URL TrackBack de cette note:

コメントする(要JavaScript)

Note


MAIL FORMBBS

購読する ATOM


Powerd by MovableType4.24-ja
Copyright 2004-2011 四季. All rights reserved.