「剣の輪舞」エレン・カシュナー

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リチャード・セント・ヴァイヤーは当世随一の剣士。<丘>の貴族たちから依頼される暗殺や決闘が彼の仕事であり、その日の仕事は、ホーン卿の園遊会での決闘でした。2人を殺してやることが終わったリチャードは、愛人のアレクの待つ家に戻ります。しかしリチャードはやがて貴族たちの水面下の権力争いに巻き込まれることになり...。

先日読んだ「吟遊詩人トーマス」(感想)が良かったので、エレン・カシュナーの他の作品を。これは彼女の処女長編だという作品。
「吟遊詩人トーマス」は正真正銘のファンタジーだったんですけど、こちらには魔法のかけらもなくて、中世的な都市を舞台にした剣戟小説という感じ。まあ、そういうのも好きなんですけど... でもどうも登場人物が多すぎるし、描写が過剰なのかとっても混乱&食傷。かつてリチャードのような存在だったというヴィンセント・アップルソープとリチャードの決闘の場面は、池波正太郎の「剣客商売」ような雰囲でなかなか良かったんですが、その他の場面は宝塚歌劇風?(笑) しかも意味不明の同性愛カップルなんてのも出てくるし...。政治的な駆け引きにもあまり興味を持てず、かといってこの架空の街の描写もそれほど魅力的には感じられなくて、あまり物語に入り込めませんでした。(ハヤカワ文庫FT)


+既読のエレン・カシュナー作品の感想+
「吟遊詩人トーマス」エレン・カシュナー
「剣の輪舞」エレン・カシュナー

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